女性を盾にした野党の「セクハラ」作戦にネットで批判殺到「痴漢冤罪と同レベル」
安全保障関連法案の採決をめぐり、与野党の激しい攻防が続いている。そんな中、与党に抵抗する野党の女性議員が「セクハラ」と声をあげたことに、ネットで非難が集中する事態になっている。
産経新聞の報道によると16日夜、参院平和安全法制特別委員会が開かれる理事会室前には「怒れる女性議員の会」と書かれたピンクのハチマキをした野党の女性議員たちが集結。「女性の壁」を作って鴻池氏の入室を妨害したという。
鴻池氏が入室すると、今度は部屋から出られないよう「監禁状態」に。参院議長が女性議員に配慮してか、女性の衛視を出動させて壁を排除しようとしたところ、理事会室前にいた民主党の小宮山泰子衆院議員が、こう絶叫したという。
「女を利用するな! こんな時だけ女性を前に出して。女をこうやって使うんだな。今の政権は!」
フィフィさんも「デッカいブーメラン」とツイート
その後も男性議員が排除しようと近寄ったところ、今度は「触るな! セクハラだ!」と抵抗。しかし、そもそも「女性の壁」自体が女性を武器にして主張を通そうとするものだとして、ツイッターには反発する声が殺到した。
「野党の方が女である事をフル活用しているのに、『女を利用するな』とは盗人猛々しい如き発言」
政治的な投稿の多いタレントのフィフィさん(@FIFI_Egypt)も、「“女”ってのを利用するのは如何なものか…」「デッカいブーメラン…」とツイートし、1000件以上もリツイートされている。
さらに、性的嫌がらせを意図していない男性議員に対し「セクハラ!」と声をあげたことに対し、女性からも強い批判が集まっている。
「ほんとにセクハラされてる人からすればいい迷惑だな。女の敵はやはり女だった」
「同じ女として不快感しかない。逆セクハラの間違いだろ。性を盾にするなんて、痴漢冤罪作ってる女と同じで女性として最低なやり方だと思う」
本来の文脈とは違う形で「セクハラ」という言葉を誤用することで、実際に性的嫌がらせで困っている人たちの立場を悪くするというわけだ。また「女は別の目的達成のために性を利用している」という不信感を男性に植え付けるおそれがある、と指摘する人もいた。
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