職場のDXにホッとした女性「だらしない上司が書類を紛失することもなく、有給が取れなくなったということもなく」 | キャリコネニュース
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職場のDXにホッとした女性「だらしない上司が書類を紛失することもなく、有給が取れなくなったということもなく」

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デジタルトランスフォーメーション、DXにより効率を上げたりコストを抑えたりすることは、会社にとってメリットがある。しかしデジタル化に抵抗を持つ人も中にはいる。それでもデジタル化への移行に成功した経験談がキャリコネニュース読者から寄せられた。(文:林加奈)

デジタルに明るい女性に「給与明細の登録方法や操作方法がわからない」と泣きつく高齢者

東京都に住む30代後半の女性(素材・化学・食品・医薬品技術職/製造業/101人以上、300人以下)が勤務する会社では「一昨年から給与明細をはじめ、勤怠管理や有給の申請も紙からデジタルへ移行しました」という。

「これまで製造ラインでは、紙に記録していた製造開始時間及び終了時間、製品の重量の記録、金属検出機の作動記録もすべてタブレットで行われることになりました。若い頃から、デジタル機器に触れていたため、特に私は何の疑問もなく、給与明細の登録も済ませ、勤怠管理や有給申請の操作方法もあっという間に覚えてしまいました」

このように、勤怠管理や有給申請がデジタル化したことで「だらしない上司が書類を紛失することもなくなり、有給が取れなくなったということもなく、ホッとしていました」という女性。デジタル化に満足していたが、他の従業員は違ったようだ。

「私の会社には、デジタルに弱い高齢者が多く、皆さん給与明細の登録方法や操作方法がわからないと私に泣きついてきました」

女性は質問してきた人たち一人ひとりに丁寧に登録や操作方法を教え、スマホのホーム画面に給与明細のショートカットを作成してあげた。その結果、

「皆さんに感謝され、結束が強くなりました」

と明かしている。本来なら、デジタル化を導入した管理部門に聞くべきなのかもしれないが、女性が丁寧に教えたおかげで、デジタル化に成功し、職場の雰囲気も良くなったようだ。職場のDX化では従業員を取りこぼすことのないよう進めることが大切だ。

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