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IT系なのに「入社したらパソコンが無かった」謎ルールだらけの会社を1ヶ月半で辞めた女性

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誰も得しない謎ルールだらけの職場では、ストレスが溜まるばかりで仕事にならない。千葉県に住む40代後半の女性(派遣社員/Web・インターネット・ゲーム/年収600万円)が以前勤めていた物流関係の会社は、まさにそういう職場だった。

「9時始業にも関わらず、毎日朝礼か倉庫の掃除があるので、移動を考えると8時には出社していなければならない。(中略)集合がビリになると、同じ拠点で働く全従業員の前で5分くらいマイクでネチネチ嫌味を言われて、人格否定されて叱責される」

始業1時間前に強制出社させられた上にネチネチ叱られてはたまらない。ちなみに朝礼や掃除の時間は、時間外手当もつかなかったという。(文:福岡ちはや)

「パソコンも仕事も準備できない会社で、仕事できるわけがない」

その会社はほかにもおかしなところがあった。まず、女性は入社2か月以上前から働く意思を伝えていたのに、会社側はまったく受け入れ態勢を整えておらず、「入社してみたら手続きや制服もロッカーもなくて大騒ぎでした」という。また、システムエンジニアとして採用されたのに、肝心のパソコンがなかった。

「SEなのにも関わらず入社してみたらパソコンが無く毎日社則を読まされただけだった。とにかくやることがなかったので、最初の1か月だけ通勤して、あとは休みました」

と明かした。「パソコンも仕事も準備できない会社で、仕事できるわけがない」と不満を漏らす。また謎ルールは他にもあり、

「会社指定の強制夏休みを取得するために、夏休みを目指してほかの月は週6日勤務にしないといけない。(中略)土曜日に出勤しても、倉庫も稼働していなくてほぼ誰もいないので、基本的には土曜日は有給消化する」

仕事がないのに有休を使って土曜出勤させられるのだから意味不明だ。

おまけに人間関係も最悪で、「朝礼や会社の方針は体育会系なのに、挨拶すらしない」という冷え切った職場環境だったという。

これらに嫌気がさした女性は、わずか1か月半で会社を辞めた。退職意志を伝える際に辞める理由をはっきり伝えたのだが、それを聞いた事業部長からは激怒されたという。しかし傍から見れば、事業部長はキレる前にめちゃくちゃな社内をどうにかしたほうがいいのでは?としか思えない。

「システム系の部門以外にも、1か月である地方の拠点の同じ職種の人が6人辞めたりして大騒ぎしていたので、全体的にクソみたいな会社なのだと思いました」

と、救いようのなさに呆れ返っていた。

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