岩手県の40代後半の女性(その他/パート・アルバイト/年収100万円未満)は以前、派遣介護士の仕事をしていた。
「初日の申し送りのときに施設の社長が、職員を『給料泥棒、お前はバカか』と罵倒していた」
と衝撃を受けた女性は退職を決意。契約期間は2か月だったが、派遣会社の担当者に即行で電話し、3日で辞めた。
「辞めて良かった。あの社長のとこでは仕事は無理です。精神が崩壊していた職員もいた」
と悲惨な状況を明かしていた。心身ともに壊された人の身になって考えるといたたまれない。即行で辞めた女性ですら「おかげで介護の仕事が怖くなりできなくなった」と無傷ではなかったようだ。
熊本県の60代前半の男性(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/正社員/年収350万円)は製麺業を5日で退職した。その会社は面接から様子がおかしかったようだ。「社長が履歴書に目を通したあと横にいる専務に投げ渡しされた」と振り返る男性。入社後は案の定……。
「仕事内容は簡単であったが休憩もこちらから言わないとだめで、そもそも給料が入社前と入ってから通知された内容が全く違ったので辞めました」
男性は「辞めて正解」だったといい、
「やはり家族経営の会社って自分たちだけ高給で働かされてる人は低賃金ですからね。作業の指示も上から目線で言葉遣いが全くなってませんでしたね。ブラックでした」
と後悔はないようだ。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H