岩手県の30代女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収300万円)は、自身の勉強法をこう語っている。
「暗記教科が苦手でとにかく書いて覚えました。書く量を増やすために、ノートの一行に文字を2列にして書いて、1ページに書ける量を倍にしてました。最終的には、A判定だった地元の国公立大学に進みました」
と、無事合格。努力の結果が実ってなによりだ。
同じく国公立大学に合格したという60代女性(兵庫県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収450万円)は、「家が貧しく、女の子に学歴はいらないという親」の元で育った。それを無視して国公立大学だけ受験したが「きつかった」と振り返る。
「志望大学を何ランクも落として、絶対に合格する国公立理系大学に合格した。だが、同級生にも似たような境遇が多かったし、入学金免除、授業料免除や奨学金も受けられたので、後悔は全くない。授業料は、4年で40万円も払っていないだろう」
1年にすれば10万円程度で、大学の講義を受けられたという女性。親の反対を押し切ったとはいえ、ここまで学費を安く抑えられたのだから親孝行であることは間違いないだろう。なお、その国公立大学は、今はかなり偏差値が高くなり「今なら合格できないかもしれない」とも語っていた。
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