最近は公共施設で和式トイレを見かけることは少なくなった。しかしいまだに和式トイレがメインの職場もあり、悩んでいる人たちがいる。
「政令指定都市にある公立学校」に勤務している40代後半女性(神奈川県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収600万円)は、
「職員35人中、25人は女性。トイレ個室2つ。なぜか洋便、和便が一つずつ」
と嘆く。(文:真鍋リイサ)
「足腰に問題のある社員はみんな困っています」
政令都市であるにもかかわらず、和式トイレとは驚きだ。
「今年になってようやく和便が洋便になりました。衛生環境、どうなっているのでしょう」
洋式トイレに改築された今も、トイレの数が少ない状況や衛生環境に不満は尽きないようだ。
大阪府に住む70代女性(技能工・設備・交通・運輸/年収100万円未満)は、
「私は4時間のパートですが男女共同おまけに和式トイレ」
と不満を漏らす。女性は「年々足の筋肉も弱り、ひざも痛く」と付け加えており、和式トイレを利用することに苦労している様子。労働人口が減少するなか、シニアの方たちが活躍している職場は多い。気持ちよく働いてもらうためにも、早急に洋式トイレに改築してもらいたいものだ。
奈良県に住む60代前半の男性(事務・管理/年収400万円)も、いまだに職場のトイレが和式で苦労が絶えないようだ。
「この時代にナント和式トイレです。足腰に問題のある社員はみんな困っていますが、なかなか洋式にしてもらえません」
と呆れている様子。洋式トイレに進まない理由は定かではないが、多様性の時代に和式トイレしか設置されていないのはいささか時代遅れだろう。
「法律で洋式を義務化すべきではないでしょうか」
と訴えた男性は、よっぽど和式トイレに不満があるのだろう。
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【職場のトイレ問題】
職場のトイレへの不満「男女共用でナプキンは持ち帰り。しかも以前は和式でした」