「早朝6:30から勤務して結婚式を終え、その後、夏のディナーイベントを23時まで行い、片付けや翌日準備で1時まで勤務」
すでに19時間近く働いているが
「その後、翌朝の6時まで社長の右腕の方からディナーイベントの反省会と称して同じ部署のメンバーが6人ほど集められて怒鳴られ続けました」
24時間、一睡もできなかったという女性。結局、6時に解散させられたが、「その2時間後に」また仕事がある。しかし、「6人全員が寝坊で遅刻したため社長に反省会がバレた」という。
社長に見つかったからには状況が改善されるかと思いきや「特に私たちへの労いの言葉もなく当人へのお咎めもなしでした」と振り返る。社長を含めて社風そのものが完全にブラックだったのだろう。
土下座した真横を車が速度を落とさず発進「命の危機を感じました」
研修期間も何かを教えてもらうわけではなく「見て覚えろ」のスタンスだったらしく
「野外結婚式の音響を任せられ、触ったことのない機器を前にできるわけもなく、数時間怒鳴られ続けた挙句、本番のフォローも入らないと言われて入って欲しければ事務所で土下座するよう強要。心身ともに弱ってしまい、泣きながら事務所で謝りました」
あまりの酷い内容に「ここまでする必要はないだろう」と思う人がほとんどだと思うが、心身ともに耗弱していた当時の女性は、その判断ができなかったのかもしれない。
「怒鳴られるだけの時間が過ぎて帰ろうとする上司を引きとめて、発車しようとする車の近くで土下座しました。エンジンをかけて速度を落とさず真横を通り過ぎていき命の危機を感じました」
と、つらい経験をつづっている。ここまで従業員をいじめ続ける会社に2年在籍した女性。新たな犠牲者が出ないことを願うばかりだ。
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