三重県の30代男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収550万円)は、「工場の生産管理課配属の新人が入社半年で欠勤。最終的に1年間欠勤が続き、解雇された」と語る。その理由をこう語る。
「業務として本社からのオーダーに合わせた計画立案、製造部門への計画指示と部品の調達を行うが、新人でも上司のフォローなくさせられる」
というから、仕事の振り方に問題があるのだろう。ほかにも
「本社からは上長を通さず、オーダー。厳しいオーダーでも基本100%回答をする」
その結果、製造現場はかなり無理をしなければいけないという。
「部品調達は上長承認なしで手配できる仕組みになっており、ミスした場合も個人の責任で上長には何も責任が発生せず、責め立てるだけ。本社と製造課長の板挟みと、責任の重さで病んでいく」
新人でありながら責任者並みの製造管理をやらされ、精神的に病んでしまうのだろう。これだけ重い仕事を課されながら「給料は手取りで月12万円程度」だという。新入社員が定着しないのも納得の職場だ。
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