パートなのにクレーム対応も… 「体重が10kg落ちました」と語る女性 | キャリコネニュース
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パートなのにクレーム対応も… 「体重が10kg落ちました」と語る女性

画像はイメージ

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パワハラが横行する会社では、社員の訴えを無視するケースもあるようだ。埼玉県に住む40代後半の男性(サービス・販売・外食/年収300万円)は中途入社した飲食チェーン店で経験した理不尽な体験を語った。

研修期間を経て、新規開店の店舗に配属された男性。だが、配属先の店長はとんでもない人だった。(文:國伊レン)

本部は見て見ぬふり…会社にメールを送るも無視された男性

男性は新店舗で日常的に店長からパワハラを受ける事になった。

「言葉の暴力は何かあるたびにいつもで、勤務後に飯を喰いにいくことを強要された」

殴られたり暴言を吐かれたりした相手と仕事終わりに食事するなどとんでもない話だ。店長の理不尽な言動に苦しめられただけではなく、会社側の対応も冷たかった。

「(新店舗に)本部からオープニング担当の方々もおられたのですが、見て見ぬふり」

結局、体調を崩して退社した男性。「後にメールで問い合わせしましたが無視され返答はありません」と明かしている。本社や労基に訴えるなら、辞める前のほうが良かったかもしれない。

社員の訴えに向き合おうとしない企業は人材が定着しない。福岡県に住む50代後半の女性(営業/年収200万円)は以前スーパーでパートとして働いていた時の苦労を語る。

そのスーパーは「それなりに時給も良かった」と振り返る女性。社員が退職した後は責任者として勤務していたそうだ。だが、

「時間内に仕事が終わらない、休憩が取れない、クレームがある」

と一人のパートが対応するには無理のある責任と仕事量だった。女性は定刻を過ぎても職場に拘束され、商品や従業員の態度についてのクレーム対応にも追われていたという。

会社側の対応もずさんだった。仕事中に怪我をして職場に診断書を出しても労災として扱ってもらえず、

「精神的苦痛から、1年間で体重が10kg落ちました 管理職に話しても、対応してもらえませんでした」

女性は「そんな会社あるのでしょうか?」と憤る。社員の苦しみを無視するような会社からは早めに離れた方が良いだろう。

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