職場は43度、熱中症で倒れたのに「暑いってだけの理由で帰るの?はぁ?」と上司に言われて退職した女性 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

職場は43度、熱中症で倒れたのに「暑いってだけの理由で帰るの?はぁ?」と上司に言われて退職した女性

冬には暖房として電気ストーブが1人1台用意されたが、400wしか使用が許されていなかった。それでも寒くて仕方ないときは800wにしていたが、上司は同情どころか女性を睨みつけてきたそうだ。

寒さはカイロなどで誤魔化せるが「夏は暑くて最悪」だったと語る。職場でクーラーがあるのは事務所のみで、事務員と上司だけが涼しい思いをしていた。倉庫で働く人々は、ときには40度超えの酷暑の中、1人1台の扇風機だけで耐えなければならず、不公平だと感じていた。

扇風機の風は、気温が上がる昼間になると熱風になるため使い物にならなくなる。そのため、女性は暑さ対策で「首にクールリング、シャツにミストをしたうえで空調服を着て経口補水液とアクエリアス、水を3リットル」などを携帯してなんとか持ちこたえてきた。

しかしついに限界が来た。

「それでも近年の酷暑には耐えきれず、とうとう仕事中に倒れてしまいました」

床に倒れて意識が朦朧としている間、人の足音が近づいてきたが、声をかけられることはなく去っていったという。倒れている人を無視するとはどういう神経なのだろう。下手したら一大事だ。

さらに、上司の対応も最悪だった。しばらくして動けるようになった女性が事務所に「気分が悪いので帰りたい」と伝えると

「暑いってだけの理由で帰るの? はぁ?」

と、信じられない言葉が返ってきた。この時の上司の態度が「退職を決意するきっかけになりました」と語っている。

熱中症のダメージで体調を崩し、何日か休まざるを得なくなった女性に対し、会社は「暑さを理由に有給を使いこんでいる」とレッテルを貼った。その後、暑さ対策として「2リットルの水6本」が支給されたそうだが、既に毎日アクエリアスと3リットルの水を持ち込んでいたため「焼け石に水です」と呆れていたそうだ。

「倒れている人をみかけても放置するような職場に耐えきれず、今年の4月に辞めました。今は自分の価値を上げるため、職業訓練をしています」

退職後、この会社が「過去に作業中に骨折するような大怪我をしても社員にお金を出さなかった」ことを知ったそう。もし熱中症で女性に後遺症が残っても何の保証もしなかったと思うと、ゾッとする。

労働環境も社内の雰囲気も最悪の会社だが、一命を取り留めただけでも幸いだったのかもしれない。今後、彼女が快適な職場で働けることを祈るばかりだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 超安定企業で32歳のときに“左遷用職場”に飛ばされた男性 「今日もやることなし。業務終了」なのに平均以上の高収入だった
  2. 社長から灰皿を投げつけられるも「今ではいい思い出です」 不正を拒否して5段階降格、契約社員にされた男性の体験【後編】
  3. 【モンスター新人】注意されたら先輩に無言でボディーブロー「周囲に取り押さえられ、その日のうちにご退職願いました」
  4. 社員の弁当から40人分のエビフライを盗んでいた中年女性 防犯カメラで発覚して異動になるも……
  5. 「ラジオ体操は無給」始業20分前の強制参加に納得いかず、労基署へ通報した結果
  6. 飲食店で50分待たされた男性、後から来た客に料理を出され激怒 「店員は返金は勿論、謝罪すらしませんでした」
  7. 誰も信用できない…職場の窃盗事件簿「休憩室に財布、7万円盗られた」「作業服が連続してなくなり、犯人は……」
  8. 職場で靴を盗まれた? 「警察に通報します」と貼り紙をした女性の怒り【実録マンガ】
  9. 学歴コンプのパワハラ上司に嫌がらせをされまくった国立大卒男性 転職して「今はあの会社を使う側になった」と立場逆転
  10. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」

アーカイブ