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「十数人いた同僚は3年でほぼいなくなりました」14時間勤務が常態化する職場

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飲食や流通、建設などビジネスモデルからブラック化しやすい業種があるが、それ以外でも長時間労働が常態化している職場はあるようだ。

兵庫県の60代女性は保育士をしており、数年前に勤めていた保育園がブラックだったと打ち明ける。

「私は3年辛抱して退職。中途入職でしたが、10数人いた同僚は3年でほぼいなくなりました」

最近は保育士不足から休園する保育園も増えているようだ。(文:天音琴葉)

残業しまくっているのに「残って仕事してもいいよ」と謎の言葉をかけられる

 

ブラック保育園での勤務実態を次のように明かす。

「毎日、制作準備、翌日の保育の準備、書類作成などでサービス残業が当たり前の職場でした。(中略)やってもやっても終わらない仕事、それでも園長の許可なしで残れるのは、20時30分まで。時差出勤でしたが、早出の時は、6時半に出勤、退勤は20時30分といった感じでした」

それなのに園長からこんな言葉を掛けられたそう。

「先生(※編注 女性のこと)は、仕事を持ち帰っても家事もあるし、仕事が捗らないでしょう? だから、園に残って仕事してもいいよ。園なら冷暖房費は園持ちだし、集中もできるでしょう」

すでに14時間勤務が続いていた女性は、「言われなくても、そんなことしてるわ」と心の中で毒づいたのも無理もない。「同僚と協力して早く帰りたい日は、できるだけ帰れるようにしていました」という女性は、園長にはむしろ早く帰れるような提案をして欲しかっただろう。このやりとりを「数年経っても忘れません」とこぼした。

保育に限らず、介護や医療の現場でも人手不足だと言われている。長時間労働から離職者は増える一方で、成り手は減っているのだろう。誰もが無関係ではいられない問題だ。

 

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