通勤が不可能な勤務地への異動は、あからさまに辞めろと言っているようなものだ。その後どうしたか明かしていないが、本部まで務めたのにこの仕打ちは相当悔しかっただろう。
広島県の40代男性は、「大手食品メーカーの100%子会社に勤めていたとき」の話を打ち明けた。
「入社6年目には役職もない私は、社内ニートになっており福岡の本社に飛ばされた。広島→福岡の栄転かと、思われたが実際は本社にて飼い殺しの社長のパシリでした」
本社に異動は確かに栄転かと思うだろう。男性は「一つの会社に、定年まで勤めるのは困難だと思いました」とサラリーマンの悲哀を語った。ただ、どういう心境の変化か、こんな前向きなコメントも残している。
「転勤は人間関係の改善等に良いのですが、違う土地を見る事は人間の幅が広がります。感謝しかありません。大きい会社に入れて良かったと思いました」
全国規模の会社だからこその、メリットを感じることがあったようだ。
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