会社員の楽しみと言えばボーナスだ。冬のボーナスが増えた人、中には倍増した人もいるようだ。神奈川県の30代男性(建築・土木技術職/施工管理/年収850万円)は、
「今年の冬のボーナスは218万円でした。昨年の冬のボーナスは106万円なので100万円以上上がっている」
と喜びの投稿を寄せた。100万円以上も増額した理由はなんだろうか。(文:天音琴葉)
46万円→10万円に激減した男性は「出るだけでもありがたいと思わなきゃ」
帝国データバンクが11月下旬に行なった調査によると、今年の冬のボーナスが昨年より増えると回答した企業は23%だった。業界別では、金融、建設、製造の3業界で冬ボーナスが増加する傾向にある。男性の勤め先も建築業だから、景気が良いのだろうか。
「会社の業績+個人成績が良かったのでだいぶ上がった。来年はもっと貰いたい」
と投稿を結んだ。
喜びの声が上がる一方で、冬のボーナスが激減してガッカリしている人もいる。北海道の60代前半の男性(営業/食品メーカー/年収250万円)は、
「今年の8月から嘱託社員となりボーナスは10万。(中略)因みに正社員のときは46万くらいでした」
と投稿。嘱託社員になると、そもそも給料が正社員より低くなることがほとんどだ。仕事も減るならまだいいが、この男性の場合は変わらないそうだから、モチベーションを保つのが大変だろう。
「出るだけでもありがたいと思わなきゃと気持はあるが、でもね~。仕事量変わらないなら普通に欲しい。勤務時間も同じ。いっそ、週4日とか3日出勤にしてくれれば いいのにと思う次第です」
と不満をこぼした。超高齢化社会で人手不足の日本で、定年退職後も働く嘱託社員の力が欠かせない状態だ。働き盛りの世代はもちろんのこと、嘱託社員の待遇も改善する必要があるだろう。
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