コンビニのトイレを粗雑に扱う客に苦悩する店員から投稿が相次ぐ中、トイレ内での窃盗に関する投稿が届いた。コンビニ店員として働く40代女性は、当時の状況を回想する。
「うちのコンビニは、男性専用と男女共用のトイレが1個ずつあります。 共用のほうに水道の蛇口と何かあった時用の、呼び出しのブザーがあります。いつごろからだったか、呼び出しブザーのカバーが何者かに持ち去られていてびっくりしたことがあります」
一体、誰が何のために呼び出しブザーのカバーを盗んだのだろうか。(文:國伊レン)
工具がないと外せないカバーで「職人以外ありえないような状況です」
呼び出しブザーのカバーには内部の配線を隠す役割があった。それを盗まれたため「中の配線が丸見えで、冷たい外気がヒューっと入ってきます」と、店員や利用者は困っているという。
そもそも、なぜカバーを盗む必要があったのだろうか。女性は
「カバーはネジで止まっているのでプラスドライバーがないと絶対に外せないカバーなので、工具を持ってる職人以外ありえないような状況です」
と首をかしげる。犯人はカバーだけでなく蛇口のノズルも盗んでいったらしく、複数の工具を使って盗みを働いているようである。
「工事してて部品が足んねーって持って行ったのかもですが、店のもの持ち去るのは窃盗です」
盗まれた部品はどこかで買い取られるのかもしれないが、多くの人を困らせる卑劣な犯行だ。そうかと言ってトイレ内に防犯カメラをつけるわけにいかず、泣き寝入り状態である。