店長は胃潰瘍に……ドラックストアの常連クレーマー客 店員が泣くまで激詰め「ふーん、コールセンターに言っとくわね」 | キャリコネニュース
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店長は胃潰瘍に……ドラックストアの常連クレーマー客 店員が泣くまで激詰め「ふーん、コールセンターに言っとくわね」

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人手不足が深刻な接客業で、クレーマーが離職に拍車をかけることはあってはならないだろう。関東在住の女性は、以前働いていたドラッグストアに月に数回やって来たクレーマーについて投稿を寄せた。

その客は毎回責任者を呼び出しては、購入した商品を家に配達するよう依頼していた。数が多いため「本部から発送になる」と言われると、

「店から詰めて発送するのを譲らない。やっと譲ってくれても○個単位になると言ってあるのに、わざと半端ににして端数を自宅に持ってこいと。車なので持って帰ることを提案しても拒否」

といった我が儘を繰り返していた。(文:天音琴葉)

「1時間近く静かに責め立ててきて、品物の担当外の人をわざと捕まえる」

このクレーマーは毎回、店員を困らせることを仕掛けてきたそうだ。

「なぜできないのか? と問い詰めたり、チラシを読み込んできて『こうした希望は通るのか? 今日依頼すればポイントが付くはず、なぜこの希望は通らないのか?』と本部に確認しなければわからない質問攻めにして何人も」

そして名前を聞き、「ふぅん、コールセンターに言っとくわね」が常套句だった。

まるで店員を困らせることを楽しんでいたかのようだ。最後に呼び出されていた店長は、ついにストレスから胃潰瘍になってしまった。

「標的」を失ったクレーマーは他店にも出没するようになったそう。店員を困らせる手口は相変わらずだった。

「1時間近く静かに責め立ててきて、品物の担当外の人をわざと捕まえる。確認にも行かせてくれず、たぶんや確認したいと言えば『わからないなんて店員としてどうなのかしら?』と。相手が泣いて詫びるくらいまで言って、やっと『店長を呼んで』と」

女性は、この客の「知らない店員が悪い」という言い分に「確かにですが」と、かつて店員だった立場から非を認めている。だがドラッグストアのように広く、取扱商品が多い業態で、店員がすべてを把握することには無理がある。そのために担当制度を設けているわけだ。

「毎回楽しそうで、誰かが『(担当に)変わります』と言っても解放してくれません。介護でストレスがあるのかもですが、店員は発散する道具じゃありません」

店員はただでさえ忙しいのに、ストレスのはけ口にされたらたまらない。店や会社全体で従業員を守る対策を講じてもらいたい。

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