あなたの「適ジョブ」は何? 「キャリタスクエスト」でRPG感覚の自己分析を始めよう
2017年卒就活生向けの「会社説明会」解禁まで、1か月あまり。今年は選考解禁が2か月前倒しとなり、6月から面接が始まる。エントリーから選考までの期間が短いため、早めの準備が求められる。
就活生がまず取り組むのが「自己分析」だが、チェックシートに淡々と答えるのはつまらない。そんな学生にはディスコが提供する「キャリタスクエスト」を試してみてもいいだろう。自分のタイプに合った仕事や業種、業界選びのヒントが、ロールプレイングゲーム風に診断できるサービスだ。
基本性格や特徴を2分足らずで把握できる
サイトにアクセスすると、スタート画面にはドット絵のキャラクターが並び、まるで「ドラゴンクエスト」などのゲームのようだ。診断を開始すると、玉座に座った王様のキャラが語りかけてくる。
「おお、若者よ。ついに、旅立つのじゃな。これからの旅、様々な困難が待ち受けているであろう。そなたの本当の力が試される時が来たのじゃ。その勇気を称えて、そなたにふさわしいジョブを授けよう」
次に王様が出す「自分は計画性がある方だと思う」「自分に自信がない方だと思う」といった21の質問に対し、「YES」「NO」「どちらでもない」の3択から直感で選んで回答する。回答にかかる時間は2分ほどで、終えると自分のジョブが表示される。
ジョブキャラクターは100種類以上で、「ピーターパン芸人」「空気清浄器村長」「水戸黄門っぽい料理人」などネーミングもユニークだ。結果画面では、
「冷静で理知的、中長期的に物事を判断できる性格で、奉仕精神も旺盛」
といった基本性格やキャラの特徴、弱点を克服するのに役立つアイテム(考え方)を知ることができる。さらに「キャリタス就活」に登録することで、キャラの能力に合った働き方や、同じキャラの先輩が活躍する業界の傾向などの情報が得られるとのことだ。
5000人を徹底調査し、専用のデータベースを開発
ゲーム感覚で簡単に自己分析に取り組めるため、診断結果の信頼性に疑問が沸いてしまうが、ディスコによると、この診断は心理テスト結果と調査データを科学的統計によって客観的に判断する「ディグラム診断」に基づいているという。
就活に関する5000人分の調査を徹底的に行った上で「キャリタスクエスト」専用のデータベースを開発しており、サービス開始から丸1日経過した段階で、すでにツイッターで「当たっている」という声が見られる。
「ゆ、優柔不断だ。。。私のキャラは」
「うんよく当たっていたわこれ」
「すぐ泣くのは確か。意識してないで泣いてることある」
これから就活の準備を始めるけど、まずは何をしたらいいかと悩んでいる人は、情報収集のきっかけとして試してみてはどうだろうか。
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