実は会社からは、以前この店舗にいた社員の一人を応援に回すと言われていた。しかし女性はその申し出を「拒否した」という。それは過去の苦い記憶が原因だった。
「(その社員は)サボる怒鳴る責任逃れする人物で、その人のせいで辞めた人は全店で10人近く、わたしから会社に頼んで異動させたいわく付き」
その正体は職場を荒らした厄介者だった。人事はこうした経緯を知らない人だったのかもしれないが、知っていたとすれば意地の悪い対応だ。
結局、別の社員が送られることもなく、女性の悩みは募るばかりの様子。現場の厳しい状況に目を向けない会社に対し、こう苦言を呈している。
「休日出勤しても手当も出ず、求人も社員ではなくバイトのみで改善する気も見られない」
心身に異常をきたす前に、休職や転職などの判断を下す必要がありそうだ。
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