男性の懸念は、目先の給料や仕事内容だけではない。技術者としての将来を見据えているからこその思いがある。
「技術系の仕事だと現場仕事をしてなんぼの世界だと思うが、先にも書いた社内書類、社内政治に振り回されてスキルアップできる機会がどんどん失われていき、定年再雇用となって再度一兵隊として現場に出向くとき、ブランクがあったせいで現場で使えない年寄りになりかねない」
管理職として現場を離れる期間が、自身の市場価値を下げてしまうことを危惧しているのだ。男性は、自身のキャリアについてこう結論づけていた。
「それならいつまでも使える人間でいるため、現場のエキスパートでいたい」
肩書よりも、生涯にわたって通用するスキルを磨き続けたいという思いが伝わってくる投稿だ。
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