「生肉をさわった手で料理をよそったり…」オープニングスタッフが見た、ずさんすぎる飲食店の恐怖の内情 | キャリコネニュース
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「生肉をさわった手で料理をよそったり…」オープニングスタッフが見た、ずさんすぎる飲食店の恐怖の内情

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新しい店で働くのは心躍るものだが、期待が大きく裏切られることもある。投稿を寄せた50代女性(サービス・販売・外食)は、新しくオープンした飲食店での衝撃的な体験を明かした。その店は、開店準備の段階から問題だらけだったそう。

「全てをバイトに丸投げで、言う事がコロコロ変わり衛生管理がずさんな飲食店店主」のもと、開店準備が進められていたという。店舗自体は中古物件で、

「掃除もしないまま入り、イスもテーブルも店内のどこもかしこも油と埃でベタベタのまま開店」

と始めから先が思いやられる滑り出しだった。(文:長田コウ)

「初日までバイトに一度も研修しないままオープンした」

店主のいい加減さは「バイトだから料理はしなくて良い」と言いながら、数日後には料理をさせたことからもうかがえる。飲食店の厨房であるにもかかわらず、「流しにはハンドソープも手をふくペーパーもなし」だったという。あまりにも不衛生だ。

他にも、こんな不満を書いている。

「小さな店舗なのに新しいレジを導入し、その設定も全てバイトに丸投げ。バイト達の勤怠管理や税金までも経理経験のないホールのバイトに丸投げ」

最も深刻だったのは、飲食を提供する店としてあるまじき衛生観念の欠如だった。

「生肉も火のそばに数十分間も放置したり、作り置き料理も数日間冷蔵庫保存のまま。料理を乗せる皿が汚れていても紙ペーパーで拭いただけで料理を乗せたり、皿に垂れた料理の汁を雑巾で拭いたり、生肉をさわった手で皿やスマホをさわったり、料理をよそったり…」

店主に対し、「中身のない話や能書きばかりを延々と話し優先順位がわかっていなく、とにかく効率が悪すぎる」と憤りを感じていた女性。店主は初めての独立で、ノウハウが分かっていないのは一歩譲って仕方ないと語る。しかし、リーダーとしての本来の役目を全うしないのでは、従業員にとって迷惑でしかない。

「初日までバイトにドリンクの作り方や、注文の取り方、配膳の手順も一度も研修しないままオープンした」

女性はこれまで他の業種で開店準備の経験があるそうだが、こんな経営者は初めてだという。心境を赤裸々に書いている。

「悪いけど、あんな衛生管理と一貫性のない店主なら、バイトが皆いなくなるか、食中毒で営業停止になるかで、半年もつかどうか」

食品を扱う上で衛生管理は基本中の基本だ。経営者には、従業員と客の安全を守る責任があることを、改めて認識すべきだろう。

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