事件は投稿女性のPCで起きた。ある朝、PCを立ち上げると、見慣れないアイコンが画面の真ん中に一つだけ表示されていた。
「昨日、帰る時に切る時には何もなかったはず。???で他の方に『こんなとこにアイコンが増えてるんですけど~』と言って、『そんなはずはないでしょう』と言われ、その方がそのアイコンをポチッと!」
すると、信じがたいものが映し出された。
「制服を着た高校生らしき女の子が……」
なんと画面に現れたのは、アダルト動画だった。まさかの展開に女性をはじめ、同僚も驚いたというが無理もない。
女性は、アダルト動画を見ていた犯人は、いつも夜中まで残っている上司だと思ったようだ。だが、「自分のPCもあるのに、なぜ私のPCで?」と疑問が残った。わざとアイコンを残したのも謎だ。嫌がらせか、開いた時の女性の反応を見て面白がっていたのだろうか。
人事に伝えたら「チクられたのが面白くなかったからか……」
しかも驚くべきことに、犯行は一度では終わらなかった。
「何も言わずにいたら、次の日にまた、意味不明なアイコン。これもアダルトでそれが3日続いたので、他の人達に相談して本社の人事に伝えました」
わいせつ物陳列という悪質なセクハラだ。同僚と本社の人事に伝えたのは、当然の行動だろう。しかし、事態は最悪の方向へ進む。
「でも、(上司は)そんな就業をしていた割に仕事は出来る方だったので、会社的には辞めさせたくなくて、挙句の果てにチクられたのが面白くなかったからか、あることない事言われ、失敗を私のせいにして辞めさせられたのでした」
仕事ができるから、とハラスメント加害者を野放しにした会社の罪は重いだろう。しかも、被害を訴えた女性が職を追われるという、あってはならない結末を迎えた。
しかし、そうしたひどい対応をする企業だったからだろうか。女性によると、「その会社、今では無くなっていました」とのことだった。
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