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顧客へのサービスには、どうしても優先順位が生じてしまうものだろう。しかし、それを敏感に感じ取った客が憤慨し、思わぬトラブルに発展することもある。(文:長田コウ)
投稿を寄せた大阪府の40代男性(事務・管理)は、以前勤務していた輸入車ディーラーでの出来事を振り返る。それはこんなクレームから始まった。
「この店は客を差別するのか!」
「差別ではなく区別です」と口には出せない本音
事件が起きたのは、店舗が定休日だったある月曜日のことだ。本社は営業していたため、ある一人の顧客がわざわざ本社へ直接電話をかけてきたという。
男性によると、その顧客は30分もの間、ネチネチと不満を言い続けたそう。その内容は、知人との待遇の差に対する強烈な嫉妬だった。
「知り合いの医者はこの間1000万の新車を購入したが、担当営業が毎月電話をかけて様子を聞いてくれる。自分は300万の中古車を購入したが、年に1回しか電話がかかってこない。この店は客を差別するのか!」
客にしてみれば、自分も同じ輸入車オーナーというプライドがあったのだろう。しかし、わざわざ本社にまで連絡してくるとは、相当怒りが抑えられなかったことがうかがえる。
この訴えに対し、投稿者は心の中で冷静な分析をしていた。営業担当が頻繁に連絡を入れる理由は、当然ながら「次の買い替え需要が見込めるから」に他ならない。
「そうじゃない客にこまめに電話をしてもお互い時間の無駄(お金がないのに買い替えを何度も提案されたらまたキレるかと)。なので、それは差別ではなく区別です」
正論ではあるものの、これを客にストレートに伝えるわけにはいかない。結局、この件は責任者に報告され、「担当営業がちょくちょく連絡することになりました」と顛末を明かした。
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