男性が目の当たりにしたのは、あまりに不自然な離職の連鎖だった。
「私の前任とそのまた前任は途中から出社せずに退職。入社したときの上司も数ヶ月で転職。まともな人が定着しない、残っている人は何かしら癖のある人ばかりの会社でした」
前任者がバックレに近い形で辞めていく中、男性は冷静に転職活動を進め、社長へ退職を伝えた。すると、返ってきたのはこんな問いかけだった。
「『本当にいいのか?』と言われました」
男性を評価しての引き留めだったのか、あるいは単なる人手不足への焦りか。男性は余計な言葉を飲み込み、一言「はい」とだけ答えたという。
「内心では逆に辞めない理由を教えて欲しいと思っていました」
その後、男性はきっちり引き継ぎと挨拶を済ませて会社を去った。感情を殺して耐え忍んだ日々だったが、最後まで責任を果たしたことで、未練なく次のキャリアへと踏み出せたに違いない。
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コンビニの工場で7、8時間休憩なし&トイレ我慢で3日目に逃げるように辞めた女性
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