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多様性やジェンダー平等は、今や一般的な価値観として浸透しているはず……。と思いきや、まるで時計の針が止まったかのような「昭和」が色濃く残る職場も存在する。
投稿を寄せた40代の女性(事務・管理)は、最近の出来事として
「転職して入った地方の中小企業ですが、男尊女卑が凄いことに驚きました」
と、衝撃を語る。(文:篠原みつき)
「社内で働いてる人は楽な仕事」
女性が最も驚いたのは、その会社に根深く残る「男尊女卑」の風潮だった。
「社内の掃除は女性社員がやるルールだし、給料も男性というだけで基本給が高い」
2026年になってもなお、性別によって役割を固定し、あからさまに待遇差をつける運用がなされているという。性別のみを理由とした賃金格差は、労働法に抵触する可能性が高い。また、昨今の「同一労働同一賃金」の流れにも完全に逆行しており、この女性が違和感を抱くのは当然だ。
「事務員の給料を稼いでやっている」という勘違い
さらに、女性を辟易させたのは男性社員たちの傲慢な態度だった。あからさまに「事務職をバカにするような男性社員」もいるという。
「『社内で働いてる人は楽な仕事で、現場へ行って働いている自分たちが事務職員の給料も稼いで来ている』と昭和のような考えを持っている社員がいる」
こうした「現場が稼ぎ、事務はコストにすぎない」という発想は、組織運営を理解していないと言わざるを得ない。事務や管理が機能しなければ、請求書も作れず、給与計算すらできない。現場と事務は役割が違うだけで、対等なパートナーだ。
今の時代、こうした「昭和の価値観」を押し通す企業は、優秀な人材から見放されるのも時間の問題だろう。
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