当然ながら、そんな管理職に心を開く部下はいない。だが、最初の頃は相談を持ちかけるスタッフもいたようだ。
「『自分で考えろ』と突き放すことが多く、徐々にスタッフが相談しなくなっていったため、雰囲気が堅くなることもありました」
そのためスタッフたちは困りごとがあれば男性の方に相談が集まるようになったが、同僚はそれすらも面白くなさそうにしていたという。
ますます不機嫌さを隠さず語気が強まる同僚に対し、現場のコミュニケーションはさらに難航。
「業務以外の雑談の中でも『自分が正しい』と強く主張して論破するような話し方をすることが多く、家庭でも同じような場面があるのではないかと、少し気の毒に感じたこともあります」
現場の空気を冷え切らせたまま、ついに男性の異動が決まる。しかし、この身勝手な同僚との引き継ぎが、さらなる波乱を呼ぶことになるとは知る由もなかった。【後編】へ続く。
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【後編はこちら】「自分で考えろ」を連発するマネージャーが招いた残念な結末 引き継ぎ業務を「忙しい」と拒否したら仕事を他社に奪われ……


