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理想の上司は「面倒見が良く、責任感が強い」人 新入社員は「明るく振る舞う」人を求める傾向も

一日の3分の1以上の時間を費やすことになる仕事。業務内容や給与以上に職場での人間関係を重視する人もいる。その中でも、特に上司に恵まれたいと考える人は多いだろう。では、一体どのような上司が理想とされるのだろうか。

保健同人社が、5月10日に「理想の上司イメージ番付」を発表した。新入社員218人と管理職703人のあわせて921人へのアンケート結果をまとめたもので、その結果によれば、新入社員、管理職ともに「面倒見がよい」ことと「責任感が強いこと」を上司に求めていることが分かった。

理想の上司として新入社員は「天海祐希」、管理職は「高倉健」を挙げる

理想の上司像は?

理想の上司像は?

新入社員が理想の上司としてあげたのは、1位「面倒見がよい」(54票)、2位「明るく振る舞う」(30票)、3位「責任感が強い」(29票)だった。管理職でも1位は、「面倒見がよい」(143票)で同じだったが、2位が「責任感が強い」(93票)、3位が「配慮ができる」(87票)という結果になった。

どちらにも共通する「面倒見がよい」ことと「責任感が強い」ことは昨年の調査でも上位に入っているため、調査元は「変わらず上司に求められる資質」になっていると指摘している。また、新入社員から「明るく振る舞う」ことが求められていることについては、

「まだ職場全体を見渡す余裕のない新入社員にとって、上司のイメージは職場のイメージと重なる場合もあります。明るい雰囲気の中で仕事をしたいという新入社員の希望がうかがわれます」

と分析している。一方で、管理職が上司に「配慮ができる」ことを求めている点については、経験を積んできた中で「何が配慮なのかが分かっているからこそ」だと考察している。

ちなみに理想の上司としてあげられた有名人の1位は、管理職では高倉健さん、新入社員では天海祐希さんだった。役に真摯に取り組み、共演者への気配りのエピソードで有名な高倉さんと、凛とした姿で数々のドラマでいかにも責任感の強そうな役を演じてきた天海さんはまさに理想といえそうだ。

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