「葬式に行っても生き返らない。1台でも多く車を売れ」祖父の死すら営業の口実にするワンマン社長の非道 実力者が次々去り“店舗激減”を招いたブラック企業の末路 | キャリコネニュース
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「葬式に行っても生き返らない。1台でも多く車を売れ」祖父の死すら営業の口実にするワンマン社長の非道 実力者が次々去り“店舗激減”を招いたブラック企業の末路

画像はイメージ(AIで作成)

一代で会社を築き上げて成功した経営者は、時に「自分がルール」だと勘違いしてしまうようだ。

神奈川県の40代男性(年収600万円)がかつて在籍した中古車販売会社も、まさにそんな場所だった。数十店舗を展開するほど勢いがあったが、社内は「社長の言う事は絶対」という超ワンマン体制だったという。

「1台でも多く車を売った方が天国に行ったお爺さんも喜ぶよ」

「右と言えば右、左と言えば左。黒も社長が白と言えば白みたいな絶対的存在でした」

社長の機嫌次第で空気が一変するため、側近ですら「毎日ヒヤヒヤ、ビクビクしながら仕事してる」と漏らすほど。売上が落ちれば罵声が飛び交う環境だったが、男性が最も衝撃を受けたのは、自身の祖父が亡くなった際の対応だった。

忌引きを申請した男性に対し、社長から信じがたい言葉が飛んできた。

「葬式に行っても亡くなったお爺さんは生き返らない。それよりも1台でも多く車を売った方が天国に行ったお爺さんも喜ぶよ」

営業成績を優先させるあまり、人の死すら“車を売るための口実”に変えてしまう神経は、もはや理解の範疇を超えている。結局、男性は休みを貰えず、最後のお別れをすることができなかった。

「自身が爺ちゃん子だったので、今でも後悔しています。どんなに怒鳴られても、降格しても出席すればよかったと」

この一件で仕事に身が入らなくなった男性は、そのまま退職。その後、他の実力ある販売員たちも次々と見切りをつけて辞めていき、結果として店舗数は激減したという。“人の死”という予測不能な事態にすら寄り添えない組織に、未来などあるはずもない、ということだろうか。

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