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求人情報だけでは実態がわからない「ヤバい仕事」の罠は、ネットが普及する前の時代から存在していた。
投稿を寄せた神奈川県の50代女性(オンライン講師)は、「30年以上前のことですが」と前置きし、日本がバブル景気に沸いていた時代にうっかり足を踏み入れてしまった、恐ろしいアルバイトの記憶を振り返った。(文:篠原みつき)
憧れのホテル給仕のはずが…バイト雑誌で見つけた求人の罠
事の発端は、関西に住む友人から勧められ、「パーティーコンパニオン」の仕事に興味を持ったことだった。当時の彼女が思い描いていたのは、素敵に洗練された世界だったという。
「ホテルの専属で、パーティーの給仕をするのは煌びやかで素敵に思ったのです」
しかし、女性は友人と違う地域に住んでいたため、自分でアルバイト情報誌を開いて求人を探し、応募することになった。ところが、「これが大失敗」と懲り懲りする出来事の引き金となってしまう。
チャイナドレスや着物でセクハラ地獄。給与も受け取らず即日逃亡
女性が応募した会社は、ホテルの専属ではなく、さまざまな宴会に女性を送り込む派遣会社のような形態だった。しかもその実態は、上品な給仕とはかけ離れたものだった。
「キャバ嬢や、芸者のようなものでした。チャイナドレスは胸元に手を入れられる。着物は引っ張られて脱がされそうになる」
密室のパーティー会場で、客からあからさまなセクハラの標的にされてしまったのだ。身の危険を感じた女性の決断は早かった。
「1回で懲りてバイト代も貰わず辞めました。バイト代よりも高いチップが貰えたバブルの時期の話です」
給与を放棄してでも即座に逃げ出したのは、身を守るための正しい判断だったと言えるだろう。
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