大企業の3割が「サイレントお祈り」をしていることが判明! 就活生の「生殺し」状態を許していいのか | キャリコネニュース - Page 2
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大企業の3割が「サイレントお祈り」をしていることが判明! 就活生の「生殺し」状態を許していいのか

受かったのか落ちたのかわらない!

受かったのか落ちたのかわらない!

新卒採用活動の状況を見ると、「現在行っている」が62.3%、「既に終了している」が11.7%、「まだ何も行っていない」が26.0%という結果となった。

新卒採用活動の終了見込み時期に対しては、2016年8月末までが12.5%で最多。企業規模別に見ると、大企業(3000人以上)では6月末および8月末までがほとんどだが、中小企業(299人以下)では2016年12月末までや、2017年3月末ころまでとする回答が多くなっている。

「不合格者へ連絡」について聞くと、「通知しないことはない」と答えた企業が64.4%で、多くの企業が何らかの通知をするようだが、「通知しないことがある」と答えた企業も22.4%あった。

不合格通知をしないと答えた企業を規模別で見ると、99人以下の企業では通知をしないが15.5%だったのに対して、3000人以上の企業では31.8%と約2倍に跳ね上がっている。採用人数が多いと予測される大企業ほど、不合格者への通知が省略される傾向がある。

就活生は激怒「サイレントお祈りとか大学生を舐めすぎ」

企業が不合格者に不採用通知を送らないことは、「サイレントお祈り」と呼ばれる。ツイッターでも、現在就職活動中の学生から「サイレントお祈り」への怒りの投稿が寄せられている。

「サイレントお祈りをする企業は、サイレント内定辞退されたらどうかを考えてみてはどうですかね」
「お祈りはサイレントなのが本当に生殺し」
「不採用通知すらしない、サイレントお祈りとか大学生を舐めすぎです」

企業側としては、採用期間中は選考続きで忙しいので、一々不合格者に通知を入れるのが面倒だったり、採用予定人数を確保するために、敢えて不合格通知を送らなかったり、といった事情もあるのだろう。選考を受けた学生への連絡に慎重になることはわかる。

だが、学生からしてみれば何の連絡もないのは不愉快でもあるし、合否が不明なままでは就活の計画を立てるにも弊害がある。企業は学生に対して何かしらの通知は入れるべきだろう。

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