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「余計な文化を増やすな」――お盆期間に小遣いをあげる「お盆玉」にネット騒然

お盆玉のポチ袋はAmazonでも売られている。

お盆玉のポチ袋はAmazonでも売られている。

年末年始、地元に帰省するという社会人も多いはず。こういうときに地味に痛いのが「お年玉」ではないだろうか。親戚付き合いもある手前、お年玉をあげない訳にはいかないし、お金に余裕がないときは費用の捻出に結構苦心する。

でも、所詮年末年始だけ我慢すればいいだけの話だ……とかなんとか言っていたら、とんでもない話を目にしてしまった。(文:松本ミゾレ)

ツイッター騒然「こんなの流行したら、帰省したくなくなる」

先日、ツイッターであるユーザーが気になる画像を投稿していた。「余計な文化を増やすな」という一文と共にアップされたこの画像、「おぼんだま」なる文字の入ったポチ袋であった。

傍らには、「久しぶりに会う親戚のお子さまに!」と書いてある。要はお盆で帰省した折に、親戚の子供たちにお小遣いを渡すための袋というわけだ。「お年玉」に次いで、大人が帰省する度にお金を渡す文化を作ろうとしているのだろうか。

この投稿はたちまち20,000リツイートされるほど話題となった。ネットユーザーの反応を、いくつか紹介したい。

「こんなの流行しても、お金がないので帰省したくなくなる」
「おぼんだまください」

子供からしたら素敵な文化だと思う。お金をたくさん稼いでいる人にしてみれば、些細な文化だろう。でもこれ、年収300~500万円ぐらいの社会人にとっては、割と嫌な文化だと思うなぁ……。

帰省するのだってタダじゃないし、お盆なんか交通機関は混雑してるし、飛行機なんかだと平時よりチケット高いし。そういう人たちにとっては弱り目に祟り目みたいな文化だ。

お盆玉発祥の地は山形県、奉公人に渡すものだったが時代とともに変容

僕は全く知らなかったんだけど、お盆玉というのは、どうもポッと出の文化というわけでもないようだ。少し調べてみたところ、江戸時代、今の山形県のある辺りの地域が発祥の風習だという。

古くはお屋敷勤めの奉公人に、家の主が衣服や身の回りの品を買って渡すという、心暖まる文化だったが、いつしかこれが、お盆に親戚の子供にお金を渡すようになったということだ。

昭和初頭には、もう奉公人を出すという風習も大分減っていっていただろうし、その過程で、お盆玉のあり方も変容していったのだろう。それはいい。問題は、それがなぜ全国的に流行しそうになっているのかである。

僕は先日郵便局の窓口で件のポチ袋を見かけた。僕だけでなく、他にも郵便局でこのポチ袋を目にしたというネットユーザーはいるようだ。ということは、かなり広範囲の郵便局が、これを取り扱っているということになる。余計なことをするなよ……。

お金のある高齢者はどっちにしろ小遣い払うんだから勘弁して

年金生活をして、なおも貯蓄に余裕のある爺さん婆さんなら、お盆玉なんか流行しても痛くも痒くもないだろう。けどこれが全国的な流行になると、僕のような貧乏をしている30代が実家に帰るのがめんどくさくなって、帰省しないという選択肢を取るようになる。

今の20代、30代なんてマジでお金がないんだから、こういう些細な文化で、絶対に凹む社会人が出てくる。今の子供たちだって、1000円とか2000円なんてもらっても、正直あんまり嬉しくないだろうし、そうなるとどちらも得しない。

お盆はそもそも、実家に帰省して、先祖の墓に手を合わせて供養をするための時期だし、その期間に「ついでにこれもどう?」みたいな感じで余計なものを付帯させないでほしい。お盆玉という文化があろうとなかろうと、孫が可愛くて、さらに金の余っている高齢者は、お小遣いは渡すんだから。

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