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重要事項を決めるはずの会議が、いつのまにか結論ありきになっていたら――投稿を寄せた神奈川県の50代女性(医療・福祉・介護/年収450万円)は、かつてソーシャルワーカーとして働いていた職場で「あ、この会社で頑張るのやめよう」と悟った瞬間がある。(文:篠原みつき)
「決定的だったのは、利用者の受け入れを所内で検討するために、相手施設と情報共有を行う場として設定されていたはずの会議が、いつの間にか引き継ぎのための会議にすり替えられていたことです」
「受け入れるかどうかを判断するための場であるはずなのに」
介護施設などでは利用者の移転はよくあることだが、それぞれの状況によって受け入れ可能か検討する必要がある。女性もその認識をこう書いている。
「私は、まずは相手施設から利用者の状況や必要な支援について情報を共有してもらい、その内容を踏まえて所内で受け入れの可否を検討するものだと認識していました。そのため、会議では受け入れ判断に必要な情報を確認できるものと思っていました」
しかし、実際の会議は女性の認識とは大幅にズレていた。
「実際には会議の目的が十分に共有されないまま、上長が相手施設にも所内にも角が立たないように取り繕うような形で、引き継ぎを前提とした話し合いへと流されていました」
「受け入れるかどうかを判断するための場であるはずなのに、既に受け入れることが前提になっているように感じられ、違和感を覚えました」
女性はその場で本来の目的と異なっているのではないかと感じたが、話はそのまま進んでしまう。
「上長はどちらにも配慮しているように見せながら、十分に整理されないまま話を進めました。結果として、受け入れの可否を検討するために必要な情報共有の場が、実質的には引き継ぎの会議として扱われてしまったのです」
上長の八方美人ぶりで会議は完全に形骸化
現場の判断を無視して勝手に目的をすり替える上長に対し、女性の不信感は募るばかりだった。
「上長が相手施設にも所内にも八方美人的に振る舞い、誰にも嫌われないように場を取り繕うことで、会議の目的や進め方が現場の判断よりも都合よく変えられてしまうことに強い不信感を抱きました」
そうして曖昧な状況のまま、受け入れた利用者に対応するのは現場のスタッフだ。女性は「利用者の受け入れを慎重に検討するための場であるはずなのに、その趣旨が曖昧にされたことは、非常に問題」と吐き捨てる。
結局、八方美人で現場を混乱させる上長に見切りをつけた女性。現在は別の職場で看護師として働いている。
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