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アプリひとつで単発の仕事に入れるスキマバイト。すっかり定着している感のある今日この頃だが、受け入れ態勢が整っていないハズレな現場を引いてしまうこともあるようだ。
投稿を寄せた60代男性は先日、スキマバイトである食品のチルド倉庫会社へ働きに行った。梅雨末期でかなりの雨が降る中、公共交通機関がほとんどなく、近くのJR駅から徒歩40分余りかけて現場に向かったという。(文:渋谷亜樹世)
説明もなく「ここ行けあそこに行け」
色んな仕事を経験してきたという男性。しかし「チルド倉庫での作業は牛乳会社での30年以上前のこと」だったため、初心者として臨んだ。現場によって「そこそこのルールがある」とは思っていたものの、そこは予想外の状況だった。
「倉庫内がどうなっているかの説明もなく、いきなりここ行けあそこに行けだの言われたまま。途中休憩なく昼の2時を回った」
一応、担当者からは休憩をとるよう指示があったものの、「やり終えましょう」という女性パートの言葉で作業が続き、「結局3時過ぎから昼メシ」になったという。
「そんなことも出来ないの」と吐き捨てるリーダーへ放った一言
休憩1時間後、またあっちにこっちにと回され、最後は「全く空調も効いてないような段ボール保管作業場」へ。そこでは、「おっさんと女性の三人で作業をしていた」という。
男性がリーダーに「こちらにと指示受けたので」と伝えると、相手は苦虫を噛んだような顔をして「ちょっと待って」と返してきた。その後、パレット(荷役台)を引き商品を積んでいると、リーダーから理不尽な言葉を浴びせられる。
「『そんなことも出来ないの』と吐き捨て。あまりにも言い方が小馬鹿にした感じだったので『初めてなので聞いてるんですが』と言うと、謝りもせず『じゃあ~』と何事もないかのようにひと言」
何をダメ出しされたのか不明だが、初めて来た人に発する言葉ではないだろう。夕方6時までの勤務だったため、時間が来ると男性は「即退館しました」とさっさと現場を後にした。
これだけ嫌な思いをしたバイトだが、その後、なんとそのリーダーから「次またお願いしたい」と連絡があった。しかし男性は次のように返答する。
「『そんな言い方される方とは仕事できません』と言いました。ま、改善する気はないと思いますけど」
いくら人手不足で募集をかけても、受け入れ態勢が雑すぎれば、再び働きたいという人はいないだろう。
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