
画像はイメージ(AIで作成)
働きたくても年齢の壁に阻まれ、予期せず無職の状態に陥ってしまうことがある。投稿を寄せた関東在住の60代男性(事務・管理/年収2000万円以上)は、57歳で思わぬ失業を経験し、半年間の「高齢ニート」を余儀なくされたという。
新社長の「追い出し」に遭い、57歳で再就職に苦戦
外資系企業で日本での医療機器販売の立ち上げを、日本のCFO(最高財務責任者)として行っていた男性。しかし、立ち上げがほぼ完了したところで日本法人の社長が交代し、状況が一変した。
「新しく来た社長が『自分以外で本社に顔が効く人間がいるのは、自分の存在感が低くなる』という理由で追出しに遭いました」
理不尽な理由で会社を追われることになったが、「6ヶ月間は有給でのガーデンリーブを勝ち取りました」と確かな交渉力を見せた。しかし、転職市場では年齢が大きなネックとなってしまう。
「年齢が57歳であった事から再就職に苦戦。その後、6か月ほどニート状態でした。厚労省の定義だとニートとは15歳から34歳までの働く意思や学校・家事をしていない人を指すようなので、私の場合は『高齢ニート』になります」
「社会科見学と思って色んな業界の方達とお会いしました」
予期せぬ無職生活となったが、男性は決して自暴自棄にはならなかった。
「規則正しい生活をする事を心掛けて、朝定時に起きて朝食後、経済新聞を読み、それから中国語、プログラムの勉強に充てました」
さらに、運動を兼ねて近隣の神社仏閣や名所を歩いて巡り、「御朱印集めもそうした中で始めた新しい趣味です」と、前向きに日々を過ごしていたという。
もちろん、再就職に向けた活動も精力的だった。ヘッドハンターや転職エージェントとの面談をこなし、親身になってくれる担当者からは知り合いの外資系企業CFOを紹介されることもあった。
「応募は転職サイト、LinkedInからの直接応募と100件ほど行ったと思います。面接に進むのが2割ぐらいだったでしょうか。社会科見学と思って色んな業界、業態の方達とお会いしました」
見事な返り咲きで、現在は年収2000万円以上に
数多くの面接を経て、男性は2つの企業から内定を得てどちらに行くか迷うことになった。最終的には、対応が迅速でスムーズに話が進んだ方の会社に入社することを決めたという。
こうして見事に再就職を果たした男性。現在は外資系医療機器メーカーの日本法人でCFOを務め、年収は2000万円以上だという。
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