ペット死亡時に3日間の忌引き休暇、兄弟と同じ扱い 「働きがい」アップのために新たな制度導入 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

ペット死亡時に3日間の忌引き休暇、兄弟と同じ扱い 「働きがい」アップのために新たな制度導入

「今日はペットと遊ぶから会社休みます」

「今日はペットと遊ぶから会社休みます」

7月1日のリリースによると、背景には、同社従業員のペット飼育率および飼育経験の高さにある。同社は経営理念として「ペットとの共生環境の向上とペット産業の健全な発展を促し、うるおいのある豊かな社会を創る」を掲げており、

「ペット飼育者にとっても働き甲斐のある環境を整えることがペット保険を取り扱う会社として率先して取り組むべきことだという考えから制度導入に至った」

と説明している。

導入される制度は「ペット死亡時の忌引き」と「ペット休暇」の2つだ。「ペット死亡時の忌引き」では、同居しているペットが亡くなった際、1頭につき3日間の休暇を取得できる。3日間という日数は、同社では兄弟が無くった期間に相当するという。

「ペット休暇」では、ペットと同居している従業員が1年につき2日のペットと過ごす休暇を取得できる。

導入について社内では前向きな意見が多く見られるという。ペット休暇の過ごし方で上位をしめたのは「自宅でくつろぐ(56.7%)」、「平日にしか行けないスポットに行く(34.3%)」が挙げられている。

7割以上の人がペットの死を理由に会社を休むことを「あり」と回答

ペットが病気、または死んでしまったことで会社を休むことの是非は以前からネットでも度々議論されるテーマだ。ツイッターを見ても、賛否両論のコメントが多く見られる。

「ペットが死んだから会社休むとか、俺は理解できるんだよな」
「会社休むときにさすがに犬死んだは言われへんから身内の不幸って事にしたけど今日出勤して謝ったら昨日忙しかったしみんなにも謝っといてみたいなこと言われたわ」

しらべぇの2015年9月の記事によると、10代~50代の男女361人を対象に行った調査では、ペットの死を理由に会社を休むことについて、23.8%が「ありえないと思う」と回答。4人に3人はペットの死を理由に会社を休むことをありだと思っていることになる。実態としては肝要な人の方が多いようだ。

現在のペットに関する休暇制度は、犬と猫のみ対象としているが、「犬・猫以外のペットにも適応範囲を広げてほしい」や「同居はしていないが実家にいるペットと過ごす休暇にしてほしい」という声も上がっており、同社は「今後、対象範囲は随時見直していく可能性があります」としている。

あわせてよみたい:「ズル休みします」に共感の声

 

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 【実録マンガ】転職初日、机なしで「パイプ椅子で膝上にPC」という地獄 → 2か月で退職した女性
  2. 【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
  3. 【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  4. 【実録マンガ】職場で靴を盗まれた? 「警察に通報します」と貼り紙をした女性の怒り
  5. 冬のボーナス120万円の50代男性「住宅ローン返済に充てます」と語る
  6. ヤクザの名刺をちらつかせる40代先輩、ついに後輩が「座れボケ!」とブチギレ説教 解雇された男が最後に放った言葉とは
  7. 理不尽上司にムカついたので「そのまま事務所でエリアマネージャーに電話して退職」薬局を即行で辞めた女性【後編】
  8. 【実録マンガ】面接官に「容姿に華がないね、地味!」と鼻で笑われ不採用になった女性 → 後日、採用担当者から「うちで働いてほしい」と連絡が来たが……
  9. 「夫が東大卒なのを隠していました」という相談に注目集まる 4年間も隠し続けた“高学歴特有の理由”とは
  10. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」

アーカイブ