人には絶対出せないけどハマっている”ズボラ飯” 王道の丼ぶり、糖質オフお好み焼きetc
料理するのは本能だと感じるほど、作る作業が好きな筆者。今夜の晩御飯は、すりおろし玉ねぎで柔らかくマリネした豚肉のステーキはじめ、どれもこれも手をかけて愛情込めて作ったものばかり。
しかしそんな晩御飯とは全く異なるモノを昼間は食べている。夫がいないランチタイムは、もう完全な”ズボラ飯”。冷蔵庫に残ったミンチ肉をニンニク・オイスターソース・中華だしでガーっと炒めてご飯の上に。半熟の目玉焼きを乗っけたら、もう最高の丼ぶりに。所要時間は5分以下。手抜きでも美味しけりゃ良い!と堂々としていたもんだが、どうやら上には上の、究極のズボラ飯を食している人たちがいるようだ。(文:みゆくらけん)
「温かいご飯に、バター、鰹節、醤油をたらして……メッチャ美味」
そんなズボラ飯がずらっと紹介されたのは先日の発言小町。投稿者は自分ひとりのための料理はできるだけ「手抜きに手抜きを重ねたい」とし、皆がどんなズボラ飯を食べているのか教えてほしいと投稿。まずは自分のお気に入りのズボラ飯を以下のように紹介した。
1、キャベツを千切りにする
2、別皿で納豆と卵(納豆2パックに卵1つ)を混ぜる(お好みでしょうゆを垂らす)
3、キャベツの上に2をかける
4、胃にブチ込む!!
モノグサな気分のときは別皿でやることなく、「キャベツに卵と納豆をそのまま投入して天地返し」するという投稿者。もう品格なんか関係ねー!である。
この投稿に対する「私はこんなの食べてます」のレスで多かったのは、やはりズボラ飯の王道・丼ぶり系だ。
「豆腐と山形の”だし”を好きなだけご飯に乗っけて出汁醤油をかけ、グシャグシャに混ぜて食べる」
「大根おろしをご飯に盛ってツナ乗せて、海苔パラパラ。ポン酢か醤油とごま油で!」
「温かいご飯に、バター、鰹節、醤油をたらして……メッチャ美味」
などなど、超絶簡単・あっという間にできる激ウマメニューの紹介が並ぶ。丼ぶり以外のご飯もので美味しそうだったのは「広げた海苔に塩ご飯を平たく広げ、くるくるまいて細長くして食べる」というもの。シンプルだけど細長くて食べやすいのがいいね!である。
ちくわとチーズをかじるだけ、というのは料理に入る?
ご飯もの以外では、「糖質オフのお好み焼き」を紹介した人も。
「卵二個、キャベツの千切り、ハム細切り、白だし、塩胡椒を混ぜて皿に広げ、ラップをして固まるまでレンジでチン。ソースをかけて出来上がり。紅しょうが入れても美味しい」
これはヘルシーでいいね!だ。
おかず・スープ系では、
「もやしかカット野菜を皿にいれ、薄切り豚肉を上に敷き、酒を振りかけて、ラップしてチン! 塩胡椒しても良いけどポン酢でいただきます。胡麻ドレもいい」
「オニオンスライス入りのサラダを深みのある器に入れ、水とコンソメの素を投入。レンジでチンしてオニオンスープの出来上がり」
などなど。超手抜きでも栄養面も考慮されているのが上手い!
中には、「どうかズボラすぎると呆れないで下さいませ、材料を切ることさえいたしません、口中調味です」と紹介されたものも。
「用意する物はちくわ1本、ベビーチーズ1個。一口ずつかじって食べるだけ。練り製品とチーズってどうしてこんなに合うのかしら」
「ダブルたんぱく質なのでこれだけで結構腹持ちが良い」とウットリしている様子が伝わってくるが、これはもはやズボラ飯と呼べるのか?
とにかくお腹が減ってきた。「どれも美味しそうで、家族が家を空けてくれないかソワソワ」「人様には決して出せないし、見せることも抵抗があるけど大好き」と愛されているズボラ飯は最強だ。