残業代ゼロのブラック企業からホワイト企業へ転職は可能か ひどい環境で人生を無駄にする必要はない!
一方、転職した後の企業では、社内システム課に配属され、プログラムを書いたり、サーバーの管理を受け持っているという。平均残業たった15時間。もちろん残業代は全額支給されるし、その上で年収は500万円と、比較にならない。
まさにブラックから脱却して救われたモデルケースとしては申し分のない躍進だろう。この報告を目にしたネットユーザーからは、「うわーうらやま」というような書き込みが寄せられた。投稿者本人は、転職についての重要なポイントを書き込んでいる。
「転職活動したとき4社受けたけど、全て最終面接まで行けた。2社受かって、第一志望に決めて、1社は蹴って残り2社は最終面接前に断った。 どこも『若い人がいなくてね~』って言ってたわ」
投稿者はまだ20代。転職希望者としては十分若い。いたずらにブラックで耐え続けても意味はないし、体も心も疲弊するし、何年も経ってしまうと転職しようにも年齢がネックになって上手くいかなくなってしまう。
26歳というのは、まさに転職するには頃合いだったということなのかもしれない。スキルが備わっていれば、この投稿者のように4社受けていずれも最終面接まで漕ぎ着けられるわけだし、ブラックで胃を悪くしながら働くよりもよほどいい。
「勉強会と称して休みの日に呼び出されたり」だったら転職した方がまし
さて、当該スレッドには他のネットユーザーが書き込んだ酷い話もある。それらを一挙に紹介していきたい。
もしも今、似通った労働環境下に置かれているという方がいたら、これを契機にブラックから逃げ出す支度をスタートしてはいかがだろうか。
「社長や部長クラスが課長に怒号を浴びせ、そのあおりを末端の俺たちにまで持ってくる。あとは勉強会と称して休みの日に呼び出されたり無意味な会議(しかもなぜか休日に!)がめっちゃ多い」
「おれも23歳だけど、高卒で入ったところは残業代でないし多分仕事の多少のミスでも人格否定してくる上司いたし給料はバイト掛け持ちより安いしで最悪だった」
こんな環境では本来の力は発揮できないだろうし、モチベーションだって下がるしかない。加えて儲からないというのであれば、やっぱりブラック企業というのは働く場所としては考慮にも値しないだろう。
正当な報酬をよこさず、労働者の心身をぶち壊しても屁とも思わないような悪質な企業からは、どんどん巣立ってしまおう。
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