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「職場で嫌いな人が多いとき、家族だと思えばいい」匿名ブログが話題 上司は「お父さん」と思って受け入れる

まあ、家族だから仕方ないか

まあ、家族だから仕方ないか

そのほかにも、リアル地獄のミサワ(「俺スゲー」タイプ)で、常に人を見下している後輩(打鍵音がうるさい)などを紹介しているが、ほかにも嫌いな人がいる。

こうした状況で、投稿者のストレスはたまる一方だという。そこで、嫌いな人を家族という設定で見ることにした。たとえば、つばを飛ばす上司は「お父さん」、タバコ休憩が多い上司は「お兄ちゃん」という感じだ。効果は絶大で、「まあ、しょうがないか」と思えるようになった結果、イライラしなくなった。その理由を

「他人のことを強烈に意識していたから、イライラしていたんだと思う」

と書き、自分の意識を変えれば人間関係の悩みを軽減できるのでは、と考えた。

これに対してはてなブックマークでは、「考え方を変えて対処していけるのは強力なスキル」「面白い対策だ」など、評価する意見が見られた。生きていく中で、状況に応じて対応を変える適応力は必要だろう。

心理カウンセラーは「自分が幸せになれば嫌いな人はいなくなる」と説明

だがそんな評価の声とは反対に、「身内なら許せると思う感覚はさっぱりわからない」「家族だったら余計に、後先考えずに不満をぶつけてしまいそうです」などの反論もあった。

「逆に徹底的に他人だと思ってるからむしろイライラしない。家族なら損得抜きになんとかしなきゃって気になる」

と書く人もいるが、家族だからこそ、他人よりも争いがヒートアップすることもある。遺産相続が「争族」になる泥沼劇が繰り広げられるケースもある。

人によって対応は様々なだが、そもそもなぜ嫌いな人ができるのか。心理カウンセラーの根本裕幸氏は2015年6月のブログで、「その秘密は『自分』の中にある」と説明し、「『人は幸せになればなるほど嫌いな人がいなくなる法則』というものがあるんです」と続けた。

根本氏によれば、嫌いな人がいるのは、

「『今、私は幸せでない』ということをその嫌いな人は教えてくれてる」

だという。その「嫌いな人」とは自分自身だというのだ。これは心理学用語で「投影」と呼ばれるもので、嫌いな人は自分自身を映し出している。たとえば感情的な人が嫌いなのは、自分の中にある感情的な部分が嫌いだと、ブログでは例示されている。

職場でどうしても嫌いな人がいるときは、「今自分は何に不満を持っているのか?」と自問してみるといいかもしれない。

ちなみに前出の匿名ダイアリーによると、「お兄ちゃん」と設定した人物はその後、投稿者の女性のことを好きになってしまった。投稿者は「兄と恋愛関係になるのはご法度なので断った」という。

あわせて読みたい:高圧的なシニアに知ってほしいこと

 

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