就活のストレスで痔になった女子大生の匿名ブログが話題 「早く病院に行って」という声相次ぐ
女性は「痔なんて21歳にして関係ないと思ってた」と考えていただけに、痔の症状を感じたことへのショックは大きかった。今年3月の採用情報解禁後は会社説明会への参加や、ESを書く日々が続く中で、
「ストレスonストレス。ついにスーツを着るだけで、下痢に。何もない日は便秘に 下痢も便秘も肛門には何もよくない。ある日紙に血がつくようになった」
と体に変調をきたす。その時の辛さを「御社からお祈りされた時よりも泣いた」と振り返る。それ以降も説明会への参加が続き、4時間連続で座ることもザラだったという。
またストッキングにスーツという格好も肛門に圧力をかけ、痔は悪化の一途を辿る。ついには父親の痔の薬を1本使い切りながら、就活戦争を終えた現在も痔との闘いは続いている。女性は、
「就活はクソ私の綺麗な肛門を返せ」
と心境を吐露した。
実は女性にも多い痔、痛みから排便を我慢して便秘になる悪循環
はてなブックマークでは、痔を経験した人から
「さっさと肛門科行かないと排便のたびに泣くレベルの痛みが出るし便器がワインレッドになるぞ」
「痔は甘く見たらあかん。手術するはめになるで……病院行ってーー!!! 」
など、すぐに医療機関を受診すべき、というアドバイスが寄せられている。
日本人の3人に1人は痔を持っている言われており、決して珍しい病気ではない。女性専用の肛門科松島ランドマーククリニックのHPによると、実は女性の方が痔の新患が多いという。
痔の治療薬ボラギノールのサイトによると、痔には「いぼ痔」「きれ痔」「痔ろう」の3種類があるが、女性は「きれ痔」になりやすい。理由は、「ダイエット等で食事量を制限して便秘に悩む女性が多い」ことに関係があるという。「肛門が切れて強い痛みが生じ、排便を我慢して便秘する」という悪循環に陥ると症状が長引いてしまう。
痔という病気自体が肛門部周辺のうっ血が原因なので、説明会で長時間座ったり、不規則な食事を続けて便秘になったりすれば、痔になるのもうなずける。投稿者は就活のストレスから解放された今、病院を受診して治療を受け、安心した生活を送ってもらいたい。