大人になってからの友達作り問題 「無理して作るとろくなことがない」という一方で「作り笑顔でも楽しければいい」
新しい土地で、しかも未就園児を育てているとなると、友達作りはなかなかハードルが高くなりそうだ。子どもに手がかかる分、自由にできる時間が少なく、行動範囲だってどうしても狭くなる。
仕事をしていなければ外出は家と公園と近所のスーパーのみ、ということも少なくないだろう。つまり、学生時代のように「自然に友達ができる」なんてことは有り得なく、自ら友達作りを意識して行動しなければ状況は何も変わらないだろう。
この女性のように「大人になってから友達ができなくて困っている」という声は多く、この投稿に集まったコメントでも、「私も知りたい。もう40代で子どもも大きくなったし気軽に飲みにいったりできるようなお友達が欲しいけどそんな出会いもない」「結婚して別の土地に来たけど主人以外楽しくお喋りできる人がいない」などという声が。中にはすっかり諦め、
「やっぱり子どもの頃に出来た友達と大人になってから出来る友達は違うよね。私はもう諦めてるよ。来世に期待する」
と悟りの境地に達した人も。やはり多くの人が大人になってからの友達作りに悩んでいるようだ。
「友達は作りたくて作るものじゃないと思う」
“転勤族”だというある女性は、次に引っ越した先でもまた同じように友達ができないことに「悩むと思う」としながらも、
「友達って意識して作るもんじゃないって言うけど、働いてなかったら、意識しないと出来ないよ!」
と経験によるアドバイスを送っていた。やはり、自ら積極的に出会いを求めて行動するほかなさそうだ。
友達を求めるなら、ボランティアやワークショップ、子連れ体験イベントに参加するのが良い、という声も上がっていた。やはり「行動範囲を広げる」というのが絶対条件のようで、他にも習い事など趣味を始めたり、パートに出るのもオススメということだ。
できるだけ似た環境の人と知り合いになるのがポイントで、子どもがいるならやはりママ友狙いでいくのがてっとり早いという雰囲気だ。しかし、友達を作ることを目的に趣味を始めたりすることに首をかしげる人たちの声もあり、
「友達は作りたくて作るものじゃないと思う」
「無理して作るとろくなことがないよ」
というコメントも。特にママ友に対しては子供がからむと本当の意味での友達になるのは難しい、というような声が集まった。一方で、”真の友達”にこだわり過ぎない方が良いという意見もあった。
「ママ友なんて『今だけ。続かない。作り笑顔』って世間では言われるけど、私はそれでいい。『今』寂しいんだし、作り笑顔でも楽しければいいじゃんって」
確かに最初から「友情友情!」とこだわり過ぎると、できる友達もなかなかできなさそうだ。
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