新卒入社でいきなり子会社に出向! モチベーションが下がった学生に「若いうちから経験が積める」と励ましの声
相談者さんが就く職種では、新卒の半数は関係会社に出向し、3~4年後に親会社に復帰するのが通例になっているそうですが、相談者さんは出向先の子会社が想定と大きく異なっていることにショックを受け、
「自分は既に出世コースから外されているのではないか」「とても悔しい」
「モチベーションが大きく下がって入社に向けた勉強にも力が入らなくなった」
と漏らします。そして、自分を奮い立たせ出向先で頑張ろうという気持ちとともに、このような気持ちで出向し働くことは失礼であり、就職活動をもう一度行おうという気持ちすら湧いているのだそうです。
理想が叶ったと喜んだ分、予想外の配属へのショックは大きいのでしょう。こんなとき、世間の人々はどんな対応をするのでしょうか。回答者からは「入社前から頑張る気になれないなら入っても無駄なので、私なら別の道を探します」(fyhds499さん)という意見が寄せられています。
「出向」の暗いイメージはもはや古すぎる?
その一方で、「配属先で頑張ってみるべき」という意見も。
「望まない条件からスタートする仕事はたくさんあるんだけどね。その度に一々逃げるのか、一先ずやれることはやってから辞めるのかよく考えたほうが良いと思うけどね」(coolgreen2016さん)
「また次の企業で同じこと言うんじゃないですか??? サラリーマンとなる以上、与えられた環境の下で最大の成果を挙げるのがミッションでしょ?」(Isshibataさん)
希望と異なる部署に配属された経験のあるdekisokonai_69さんもこうアドバイスします。
「出向先で頑張ってください!(…)事業規模が小さい。ある意味ラッキーです。広く浅くって悪いことだけではないですよ。親会社より、若いうちから色んな仕事の経験が積める可能性があります」(dekisokonai_69さん)
社内の花形事業部でなく希望の部署とは違っていたけど、自分なりに頑張って20代後半から海外赴任させてもらっているとのこと。配属先が決まったなら仕方ない。「評価されるよう結果を残すのみ」と励ましています。
若いうちの苦労は買ってでもしろという言葉があります。メガベンチャーのサイバーエージェントでは、手を挙げれば「好きな子会社」に出向できる自由があり、毎年本体と人材の行き来があるのだとか。「出向」に暗いイメージを持つのは、もはや古い日本企業に限られるのかもしれません。
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