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クリエイター招致で「日本のシアトル」を目指す!―福岡市・山下龍二郎氏に聞く「地方都市の野望」とは?

「東京だけでいいのか」という企業の意識も高まっている

――いまのところ、何人くらいが「正式内定」に至りそうですか。

山下:現在トライアルワークには、15名程度が進むことを予定しています。来年の2~3月までにトライアルワークを終え、その後、正式内定が出るというのが大まかな目標です。もしもトライアルで正式内定に至らなかった場合でも、可能な限り事務局から他の企業を紹介できるように手配を進めています。

――企業進出の見通しはどうですか?

21大都市のうち、開業率も1位だ

21大都市のうち、開業率も1位だ

山下:進出企業は増えています。福岡でやっていける環境も整ってきているし、3年前の震災以降「東京だけでいいのか」というリスクヘッジ的な考え方も高まっています。市外から企業を誘致するのと同時に、「日本一・世界一起業しやすい街」を目指して市内でも起業する人も増やしていきたい。ビジネスしやすい環境をつくり、市内外で良いうねりをつくれればと考えています。

福岡市は創業特区として、政府の「国家戦略特区」にも指定されています。起業してチャレンジし、仮に最初はうまくいかなくても再チャレンジできる環境が整えば、良い循環が生まれるのではないでしょうか。

――これから福岡市は、どのような街になっていくのでしょうか?

市政に関する意識調査

市政に関する意識調査

山下:市政に関する意識調査では、95.2%の市民が「福岡市は住みやすい」と回答しています。ここは確実に守りつつ、日本全国、さらには世界に勝負をかけられる拠点になるというのが、福岡市の目指すところですね。

そこで高島市長や私たちが目標にしているのは、アメリカの「シアトル」という街。福岡市とシアトルは環境が似ているんですね。コンパクトな街で、海も山もあって、人口もそこまで多くなく、ニューヨークやロサンゼルスほど大都会でない。でも、マイクロソフトやアマゾンといった、世界に名だたるグローバル企業が生まれています。

福岡市には、世界にマーケットを求める企業も多くあります。ぜひそれを応援していきたい。福岡市に根ざしながら、世界に勝負をかけられる。そんな環境の整った街にしていきたいですね。

あわせてよみたい:「1日の体力使い果たす」「肋骨折りそう」 東京メトロ東西線の過酷な「痛勤」事情

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

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