プライベートの時間を大切にしたいという傾向は、部活動に所属している人にもみられる。部活動に所属している人に活動頻度を聞いたところ、7割が週2~3日だった。やはり部活以外の時間は、アルバイトや友達との時間に使い、部活とプライベートを両立している人が多いようだ。一方で、大会で好成績を残すためなどで週5~6日で部活をしている人は三割程度であった。
部活動のあり方が変わってきている中で、どんな部活が人気なのか。現在入っている部活で最も多かったのが「軽音楽部」であった。人気の理由としては、昨今のバンドブームや、バンドを題材とした人気アニメの影響などが挙げられる。また、高校生はライブハウスの出演が禁止されていることもあるが、最近はYouTubeなどで自らの演奏を発信できるのも音楽活動を後押しする要因になっていそうだ。
2位は「ダンス部」。2012年に中学校のダンスが必修化されたこともあり、現在の高校生にとってダンスは以前よりも身近になっている。”登美丘高校ダンス部”のテレビ出演が話題になったことも記憶に新しい。3位以降は「演劇部」、「吹奏楽部」、「バレーボール部」となっている。