働く人の7割「日本が将来良くなると思えない」 社会が良くなるため必要なもの1位「安定した雇用」 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

働く人の7割「日本が将来良くなると思えない」 社会が良くなるため必要なもの1位「安定した雇用」

不安があると答えた730人を対象に不安の原因を聞いた。1位は「老後の生活」(61.8%)で、2位は「預貯金など資産の状況」(50.4%)、3位は「家計のやりくり」(48.8%)と、老後の生活や家計の厳しさが上位に挙がった。

続いて、働く人の理想の社会を知るため、全員を対象に、相対する2つの選択肢を提示し、どちらが自分の理想に近いか聞いた。「格差はあっても力強く成長する社会」と「緩やかな成長でも格差の小さい社会」では、「格差の小さい社会」(73.0%)と答えた人が多かった。

「税金などの負担は小さいが、自己責任型の社会」と「税金などの負担は大きいが、社会保障が充実した社会」では、「負担は大きくても社会保障が充実した社会」(60.8%)を選ぶ人が多かった。

また、「住民同士のつながりが強い、地域で支え合う社会」と「住民同士のつながりが弱い、自己独立型の社会」では「地域で支え合う社会」(62.9%)が多くなった。競争によって発展を目指す社会より、格差が小さく、互いに支え合って穏やかに生きる社会を望む人が多いようだ。

「収入はほどほどでもワークライフバランスの良い社会」望む人8割

「生涯現役で活躍できる社会」と「引退しても老後が安心な社会」のどちらが理想に近いか聞いたところ、多かったのは「引退しても老後が安心な社会」(69.5%)だった。「定年まで同じ会社で働ける社会」と「転職が活発にできる社会」では、「定年まで同じ会社で働ける社会」(59.7%)がやや高くなった。

「収入は多いが、生活より仕事中心の社会」と「収入はほどほどでも、仕事と生活が両立できる社会」では、「収入はほどほどでも、仕事と生活が両立できる社会」(80.4%)が多くなった。大半が、安心して引退できる社会やワークライフバランスの良い社会を望んでいるようだ。

将来の日本についても聞いた。将来の日本が「良くなっていると思う」と答えたのは28.7%。日本が良くなるために必要なものとして最も多く挙げられたのは「安定した雇用」(63.8%)で、2位の「労働環境の改善」(46.6%)、3位の「医療や介護制度の充実」(43.3%)と大きな差を付けた。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「ゴミだよ、この銀行。爆破したほうがいい」伝説発言の元拓銀マンはいま――その後の人生を聞いた
  2. 勤務初日に「この職場はクソみたいな連中ばかりだから気を付けて」と言われた女性、結局2日で退職
  3. パチンコ店を1時間で辞めた女性「制服がパンパンでファスナーが閉まらないのに“そのままホールに出ろ”と言われ、我慢できませんでした」
  4. 「社長の息子のビールグラスが空いていたから」頭を殴られた男性、歓迎会の翌日に退職
  5. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」
  6. わずか3日で退職した女性看護師の嘆き「勝手にメイクポーチの中身を使われたり、水筒の中身を捨てられたり」
  7. 焼肉店で食べ放題中、注文システムでトラブル!「今回だけは10分延長しますが…」と言われ店員とバトルになった男性
  8. 配管工を1か月で辞めた50代男性「朝も休憩中もタバコでニオイが服に。仕事後はパチンコという流れにもついて行けず」
  9. 地銀の面接で実家の「マンション住み」をバカにされた男性 実は「億ション住み」だった
  10. 「新興宗教に勧誘され、ソッコー退社」→数年後「本当に辞めて良かった」 背筋も凍るエピソード【衝撃エピソード振り返り再配信】

アーカイブ