連休中に、転職について「とても考えた」(16.0%)、「少しは考えた」(28.8%)と回答した人の合計は44.8%となった。そのうち「ゴールデンウィーク前に仕事を残していた」という人は45.3%で、転職を考えなかった人(22.6%)を22.7ポイント上回った。
また、転職を考えた人の中で、自身を「意識が高い」と回答した人は46.9%だったのに対し、転職を考えなかった人は26.7%となった。自身を「意識が高い」と考えている人ほど転職意向が高い傾向となった。
転職を考えた人が連休中に「誰と過ごしたか」「何の話をしたか」を見ると、最も多かったのは「”同じ職場の人”と”仕事の話”」(42.9%)で、以降、「”祖父母”と”仕事の話”」(37.9%)、「”同じ職場の人”と”思い出話”」(22.9%)と続く。
1位と3位に「同じ職場の人」がランクインしており、同社は「同じ職場の人との会話は転職意向に起因する傾向にあると言えます」とコメントしている。2位の「祖父母」については、帰省などで交流して自身のキャリアを見つめるきっかけとなった若手社員が多かったのは、としている。
連休中に「同僚」とランチをした人は、転職を考える人が増える?
また、転職を考えた人は、連休前の1か月間に「会社の人とランチした」が87.7%となった。一方、転職を考えなかった人は67.9%。同社は「会社の外で『社内の人』とランチをした人ほど転職意向が高い傾向」としている。
特に、「同僚」とランチをした人で転職を考えた人は21.8%で、転職を考えなかった人(10%)を大きく上回った。
連休中に使用した金額を聞くと、転職を考えた人の平均使用額は10.9万円で、転職を考えていない人(4.2万円)に比べ約2倍の出費があることが分かった。