働き方改革スタートから約半年、職場は変わった?「激務であることは変わらない」という声も | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

働き方改革スタートから約半年、職場は変わった?「激務であることは変わらない」という声も

早く帰れるようになった?

早く帰れるようになった?

働き方改革関連法案の一部が4月に始動してから、早くも半年を迎えようとしている。企業で働く人々は、働き方改革をどのように実感しているのだろうか? 企業口コミサイト「キャリコネ」に寄せられた口コミを見てみよう。

「数年前まで70時間以上の残業があり『みなし残業制』だったが、働き方改革によって是正された。現在は月45時間以内の残業に抑えられ、繁忙期でも60時間を超えることはない。自分の裁量で残業時間を調節できるため、早く帰る日を設けることもできる」(制御設計、30代前半、男性、正社員、年収600万円)
「働き方改革の影響が業界に大きく浸透した結果、休みはかなり取りやすくなりました。東証一部上場ということもあり、周りの目はかなり厳しくなりました。働く人にとって、とてもいいことだと思います」(財務・会計関連職、40代前半、男性、正社員、年収600万円)

企業が長時間労働や残業の是正に取り組み始めた結果、早く帰宅したり休めるようになった、という人が多いようだ。「働く時間」という面だけで考えると、労働者の負担が減っているのは良い環境だろう。【参照元:キャリコネ】

「実態は仕事をせざるを得ない」「100時間以上の残業者も」

一方で、「形だけ」の働き方改革になってしまっている企業もある。

「働き方改革によって土日祝出勤した場合、振替休日取得を取るよう形式的には導入されるようになった。しかし実態は仕事をせざるを得ないケースが往々にあり、トップダウンで休ませる文化を作らない限り変わらない」(営業マネージャー、20代後半、男性、正社員、年収950万円)
「働き方改革のため残業は減少傾向にあるが、激務で過酷な状況であるのは変わらない。仕事量が尋常でない上に、人員削減で1人当たりの業務量が増加している。テキパキできる人ならばないが、できないと休日なんてない」(管理関連職、30代前半、男性、正社員、年収490万円)
「働き方改革により残業抑制を開始したが実際には人は増やさない為、サービス残業をしなくてはならない、100時間以上の残業者も各部門に1~2人は必ずいた。本社は夜中0時過ぎでも明かりがついています」(その他、20代後半、男性、正社員、年収465万円)

ルールでは残業時間を抑制されているものの、実際は仕事量が減らずサービス残業になってしまっているという声が多く見られた。

いくら制度が導入されても、企業側がきちんとその制度を運用していかなければ意味がない。「残業するな」「休みなさい」と指示するだけでは、現場は何も変わらない。むしろ、大量に仕事が残っている中で「休めない」「帰りづらい」という雰囲気ができてしまい、余計にサービス残業が増えてしまう。業務をシェアして1人あたりの仕事量を減らす、必要な残業であれば許可するなど、労働時間を削減しても仕事をまわせるような体制作りを企業主導で行わなければならない。【参照元:キャリコネ】

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 【実録マンガ】転職初日、机なしで「パイプ椅子で膝上にPC」という地獄 → 2か月で退職した女性
  2. 【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
  3. 【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  4. 【実録マンガ】職場で靴を盗まれた? 「警察に通報します」と貼り紙をした女性の怒り
  5. 冬のボーナス120万円の50代男性「住宅ローン返済に充てます」と語る
  6. ヤクザの名刺をちらつかせる40代先輩、ついに後輩が「座れボケ!」とブチギレ説教 解雇された男が最後に放った言葉とは
  7. 理不尽上司にムカついたので「そのまま事務所でエリアマネージャーに電話して退職」薬局を即行で辞めた女性【後編】
  8. 【実録マンガ】面接官に「容姿に華がないね、地味!」と鼻で笑われ不採用になった女性 → 後日、採用担当者から「うちで働いてほしい」と連絡が来たが……
  9. 「夫が東大卒なのを隠していました」という相談に注目集まる 4年間も隠し続けた“高学歴特有の理由”とは
  10. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」

アーカイブ