「メモ取らず何度も聞いてくるなら指摘する。メモ取らず一発で脳内にインプットできるなら言わない」
メモいらずの記憶力を持つ人ならともかく、そうではない人には「メモ取らないの?」と確認することが一般的な対処法だろう。
しかし、「うちの会社に『メモ取れよ』と注意したら『パワハラだ』って言って辞めた新人さんがいる」という書き込みも。一体どんな伝え方をしたのか気になるところではあるが、適切なトーンで伝えたいところだ。どうしてもメモを取らせたいのなら、いっそのこと部署内のルールとして明文化してしまってもいいかも知れない。
「マニュアルがあれば、そこにポイントとかメモできたり線を引っ張ったりできる」
ただ、メモを取らない新入社員ばかりを責めるのは筋違い、という意見も多い。
「マニュアルがあれば教える人によって作業内容に差が出ることもないし、マニュアル作らないのは会社の怠慢」
「マニュアルがあれば、そこにポイントとかメモできたり線を引っ張ったりできる」
上司の指導にはメモを取らなくても良い情報は多く、そもそもメモを取らせなければわからないほどの情報であれば、事前にマニュアルを作成しておくべきだ。
また、「メモすることに集中してしまい話の内容が頭に入らない」というコメントも見られた。後日メモを読み返しても書かれている内容が理解できず、もう一度上司に確認したいけど、「この前ちゃんとメモ取ってなかったのか?」と恨み節を言われることを恐れ、結局なにも言い出せない、という経験をした人もいるのではないだろうか。
新入社員にメモを取らせることが目的化している上司も多い。相手の気持ちを鑑みずに自分が知っている情報をただ垂れ流すだけで、理解しにくい説明をしているケースもあるだろう。新入社員がメモを取るかどうかを問題視する前に、指導方法も見直す必要があるだろう。