【医薬品業界編】ストレス度の低い企業1位は「第一三共」と「アステラス製薬」「武田薬品工業」は5位にランクイン | キャリコネニュース
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【医薬品業界編】ストレス度の低い企業1位は「第一三共」と「アステラス製薬」「武田薬品工業」は5位にランクイン

医薬品業界の「ストレス度の低い企業ランキング」

医薬品業界の「ストレス度の低い企業ランキング」

企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は9月12日、「医薬品業界のストレス度の低い企業ランキング」を発表した。

調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「医薬品」に記載の企業のうち、2016年4月から2018年3月までの間、「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。企業別にキャリコネユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値を5点満点で算出し、高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

1位は「第一三共」「アステラス製薬」で、ストレス度の低さ評価は3.30。3位以降、「大日本住友製薬」(3.17)、「田辺三菱製薬」(3.08)、「武田薬品工業」(3.03)が上位5社に入った。

第一三共「働きやすい環境づくりに注力」

 

1位の第一三共に関して、

「産休や育休制度が充実している。周りでは結婚や出産で退職した人は皆無。皆これら制度を利用して職場復帰している。過去は幹部候補の女性採用は少なかったが、会社は女性活躍推進を掲げており、課長クラスの女性も最近増えている」(研究開発/40代後半男性/年収1400万円/2018年度)

といった口コミが寄せられている。第一三共は、「三共」と「第一製薬」との共同持株会社として2005年に設立された国内大手医薬品メーカー。グループ全体でイノベーティブ医薬品やジェネリック医薬品、OTC医薬品、ワクチンなど幅広い医薬品を扱っている

同社は、育児支援に積極的な企業として2009年から継続的に厚生労働省から認定され、「くるみん」マークを取得。その他にも、「ファミリー・フレンドリー企業部門 東京労働局長優良賞」「均等推進企業部門 東京労働局長優良賞」などの受賞、「健康経優良法人ホワイト500」にも選定されている。

2017年度実績の月間平均所定外労働時間は14.9時間と少なく、平均有給休暇取得日数は11.5日と多め。有価証券報告書(2019年3月期)によれば、平均年間給与は約1098万円で、平均年齢は43歳となっている。

アステラス製薬「2009年からプレミアムフライデーを導入」

アステラス製薬については

「勤務時間の管理はわりと厳しいので勤務時間に関するブラックな面はほぼないと思われる。休日出勤時も、手当がつく。研究所の正社員のほとんどが裁量労働制を選択しているので、勤務時間は基本的に自身で決めているし、残業も自己管理している。担当する業務によって異なるが19時以降は基本的に社内に残る人が少ない」(研究開発/30代前半女性/年収720万円/2016年度)

といった口コミが寄せられた。「アステラス製薬」は、抗がん剤や免疫抑制剤等で有名な国内大手製薬会社だ。世界50か国以上に自社販売網を持ち、海外売上比率は7割弱となっている。2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し、現在の社名となった。

社員の育成に関しては、多数の自己啓発プログラムを用意しており、成長機会が豊富だ。また、フレックスタイム制度、事業場外みなし労働制度、裁量労働制度など、職務に応じた多様な働き方を用意。子育てと両立する社員のために、ベビーシッター・託児利用時の費用補助、在宅勤務の導入、時短勤務の延長など手厚い支援策も整備している。複数回「くるみん」認定を受けているほか、「なでしこ銘柄」に選定。2014年には「ダイバーシティ経営企業100選」にも選出された。

さらに長時間労働の防止にも力を入れており、2009年にプレミアムフライデーをいち早く導入。金曜日の所定労働時間を短縮し、16時退社としている(「ファミリーフライデー」)。有給休暇の平均取得日数も14.7日(2017年度実績)と多めだ。

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