交通費について聞くと、「支給がない」と回答した人は51.9%。全額支給は21.7%となった。
交通費が支給されることで、許容できる通勤時間が変わるという人は67.7%。「40~50分」は許容できるという人は、月上限1万円未満支給の場合は4.8%だが、全額支給だと35.4%にのぼる。
また、月上限1万円未満だと「この支給額ではそもそも勤務したくない」が14.3%だが、全額支給だとほぼいない。支給額が高くなる、もしくは全額支給になるほど就業意識は高まり、通勤時間が長くてもいいと考える人が増えるようだ。
同一労働同一賃金の導入にあたり、懸念していることを聞いた。最も多かったのは「契約が更新されないのではないか」(48.3%)。年代別に見ると、18~24歳が35.3%なのに対し、50~54歳は52.6%と年代とともに上昇傾向にある。
以降、「企業側の依頼が減り、派遣の仕事事態が減ってしまうのではないか」(40.2%)、「派遣会社から紹介してもらえる仕事件数が減ってしまうのではないか」(39.1%)、「時給が下がるのではないか」(38.2%)と続く。