転職以外で年収を上げるためには、何が必要だろう。現状維持だけでなくプラスアルファの工夫が必要になるが、実際に年収が上がった人はどのようなことをしたのだろうか。、キャリコネニュース読者からは、
「資格取得です。簿記2級を取得するために9か月間、資格の学校に通いました」(20代女性、管理・事務職)
「2年ほど証券アナリストの勉強をして合格した。昇進には関係なかったが、実務にとても役にたったことで自信にもつながった」(40代男性、管理・事務職)
「アフィリエイトで副業収入を得るためにコミュニティに入り、5か月で収入を月10万円まで増やすことができた」(20代男性、IT系技術職)
といった声が寄せられた。
「1から作った簡単なHPをポートフォリオとしてアピールし、時給が600円上がりました」
派遣エンジニアとして活躍する20代女性は、「趣味でのホームページやアプリ作成、自作の作品を作ることで実績としてアピールできる」と明かす。本業で得た技術を活かし、週末だけフリーランスとして副業を行った。
「1から作った簡単なHPをポートフォリオとして本業の職場でアピールし、時給が600円上がりました。副業が本業を生むというサイクルを回せます。現在の時給は2000円台後半になりました」
技術職の女性は、倉庫内作業での夜勤の副業を行った。一晩で1万円の副収入が得られるという。週3~4回の倉庫内作業の副業で、月収は15万円アップしている。
女性は「体もしっかり動かせて、本業の体調もばっちり」という。ただ、中には副業とのバランスが取れずに体調を崩す人もいる。気をつけたいところだ。
コミュニケーションスキルや英語力を生かして肩書と年収アップに成功
クリエイティブ職の50代女性は、より円滑なコミュニケーションを心がけたことが現状打破につながった。当初は「関連部署の”お手伝い的”な業務を引き受けてきた経緯から、なかなか自分自身の仕事に集中できないのが悩みだった」という。女性は、
「自身のチームメンバーやマネージャーのみならず、隣接するチームのマネージャーや管理職と話す機会を多くつくり、『自分のゴール』『今していること』『ゴールに対するハードル』を言葉にしました」
という。さらに、外資系企業で半分以上が日本語話者でないため、「いつでも英語で伝えられる準備もしていた」と綴る。その結果、女性のお手伝い業務は可視化され、周囲が協力してくれるようになった。さらに
「仕組み化して本来あるべきところに引き渡すことができ、自分の業務に集中できるようになって、肩書が上がり収入も上がりました」
と書いている。
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