技術職として働く40代男性は、上司の教え方に不満を感じている。上司は「俺の仕事を見て覚えろ」と言い張り、部下に対して手順を教えない。普段から素行が悪く、怒鳴ったり、物を投げたりすることもある。
そんな上司は、4月からスタートした残業規制が気に入らない様子。「自分の時はそんな待遇はなかった」と文句たらたらだという。
「こんな人間でも人手不足で辞めさせられないどころか、逆に自分の言い分が通らないなら辞めると会社を脅す始末。人手不足倒産すれば良いのに」
男性の発言から、積もりに積もったイライラが伝わってくる。
販売・サービス業の20代女性は、社会人になりたての頃の上司を振り返る。質問や説明をしても意図を理解しないため、コミュニケーションは困難を極めたという。
何かを一生懸命伝えようとしても、上司は「これはこういう話でこれが正しい」と思い込み、話が一向に進まない。
「何度説明しても伝わらない、こちらから質問したら『理解できていない』『この仕事は任せられない』と言い始めます。ようやく決定した方針も数日たつと忘れてしまうため、また同じことを繰り返す。 この人には何を言っても無駄なんだなぁと無力さを感じました」
女性は嫌気がさして、2年で退職したようだ。
発言に責任感がなく、反論したら「謝罪を強要」
情緒が不安定で、感情の起伏が激しいタイプの上司もまた困りものだ。20代女性は「(上司が)ただ、普通に質問しただけで激怒する」ほど沸点が低い。部下は、萎縮して上司と会話もできないという。コミュニケーションが停滞すれば、チームワークが発揮できなくなる恐れもある。
さらに、この上司は視野が狭いため、トラブル発生時には表面的な部分のみで判断して、女性に責任を負わせるという。
他方、50代女性の上司は、その日の機嫌で仕事のやり方を変える気分屋だ。マネジメントに一貫性がないので、仕事に支障をきたしており、女性は
「 自分の言った事に責任が無く、言った、言わないの水掛け論になりがち。上司に反論しても聞いてもらえず、謝罪を強要されます。精神的に追い込まれています」
と嘆いている。
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