技術職の30代女性は、女性蔑視の上司に疲弊して退職を決意した。女性が担当する業務にはまったく興味を示さないという上司。当時は担当者が女性のみだったため、業務内容に関わらず”ただ女性がしているから”という理由だけで軽く見られていたという。
「そんな上司なので、頻繁に『誰にでもできる業務』『暇でしょ?』『努力していない』等の暴言を吐かれました」
また、担当業務に関する専門的なことは「誰も教えてくれなかった」と女性は振り返る。そのため、独学で勉強していたが、それでも上司に「努力していない」と言われ、その一言で「心が折れた」と綴っている。
自称IT博士の上司、少しでもIT用語を使うと「知ったかぶりをするな」
IT系技術職の40代女性は、離職者が絶えない職場の”負の連鎖”について明かす。その元凶がマネージャーだ。「無視」「怒鳴る」「悪口を言う」などのパワハラ三昧のため、中途から古株までの大勢の人たちが退職している状況だという。
「全ての原因がパワハラではありませんが、1年で20人以上も退職しています。特に1年以内の離職率が高く、入社月で退職した人や、半年以下で退職した人が大半です」
あまりに退職者が多すぎることから、休暇の管理用として共有していたカレンダーが廃止された。理由は、カレンダーに有休を連続して書き込むと、他の従業員が「この人、退職するかも?」と勘づいてしまうためだという。また、同様の理由から「退職時の挨拶をメールですることも禁止されています」と報告する。
管理・事務職の40代女性が退職を考える原因は、社内で「いきなり自分の趣味であるテニスを強要しラリーをさせる」という上司がいるためだ。その上司はITの知識もあるようで
「少しでもIT単語を使うと『知ったかぶりをするな』『1から10まで意味を説明できるのか?』と言われます。まったく会話にならず、何も言えなくなりました。自分が一番知っていると思っています」
知識は仕事の役に立つことも多いが、他人の前で振りかざすと途端に邪魔になる。その典型だろう。また、占いを確認しては「その人を書かれている通りに決めつける」と、ひたすら振り回される日常の様子を綴っている。
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